曲パロ
両片思い
じんside
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初めて君を見た時から不思議な気持ちだったんだ。
何か、恋した時っていうのかな…?
でも恋なんかしたことないから、
と俺は言う。
そしたら、何の気ないそぶりで君は言う。
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2人で爆笑して動画を撮り終わったあと、
と聞いた。
すると目も合わさずに君は言う。
少し怒ったような顔で君は言う。
なんでか俺は嬉しくなって笑ったんだ。
生まれてはじめてと、最初で最後の、
一世一代がテオくんでした。
寝ても覚めても、後にも先にも、
そういった類のものでした_____
動画撮って、編集して。
ご飯食べて、お風呂入って…。
って言ったら、
いつもの調子で君は語ってくれる。
と言った。
俺にとってはもう当たり前の存在なんだけどな…。
君に片思いしてるなんて気付かないんだろうな。
終わりは始まり分かってるから。
ここまでなんとかいつもやってきたけど、
これを終わらせたら間違いだって、
次の始まりなどいらないって。
思える今をここで_____
何度も何度でも思い出せるように歌にして…
“いつも君のことを見てると僕は胸がはち切れそうになる~“
生まれてはじめてと、最初で最後の、
一世一代がテオくんでした。
寝ても覚めても、後にも先にも、
そういった類のものでした_____
生まれてはじめてと、最初で最後の、
一世一代の約束をここでしよう。
今この場でしよう、。
何も始まることのない終わりまで_____
と君は言う。
と俺は言う_____
これからもよろしくな「愛棒」
ラストバージン/RADWIMPS
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。