朝か...全然寝れなかったな
今頃誰かはもう...
誰か来た
生存確認かな
とにかく出ないと…
良かった、きんときは死んでない
きりやんが起きてない?
朝弱いわけないのに...
まさか...!?
きりやんの部屋どこだ、早く見つけないと
そこまで聞いてすぐに走り出す
僕の予想があってれば
きりやんはもう...
扉には鍵がかかってなかった
部屋の中から返事はなく
何かがあったことが伝わってくる
恐る恐る中に入りあたりを見渡す
そこに、、、きりやんの姿はなかった
あったものと言えば、惨劇を物語る壁の飛び血だけ
なんというか...惨い...
演じろ、動揺するな、僕はもともと誰かが死ぬことを知ってたんだ
ばれないようにしないと
僕の仲間がやった
きっと今から騙し合いが始まる
ボロを出すな
最後まで貪欲に勝ちにいかないと