〜1年後〜
ぶっ飛び過ぎですよね、すみません…
この一年間、俺はさほに違和感を抱いていた。
小学校に入学したが、授業中はあまり話を聞いていないようだ。
それなのに、テストは毎回高得点。1回まだ習っていない計算方法を使った事もあったそう。
まるで、大人が子供の姿をしているようだ。
偶に難しい言葉も使う。
そういえば、明美の親が何かの薬を作っていたな。まさか…?
さらに決定的なのが、俺が「大人みたいだな」と言ったあとから他の小学一年生と同じような挙動になった。やはり何かある…
赤井秀一『さほ』
さほ 『なーにー?』
赤井秀一『今回のテスト、いつもより点数が悪かったが、何かあったのか?』
さほ 『うん、ちょっとむずかしかった。』
赤井秀一『そうか。』
さほ 『しゅーいち、これ分かんない、教えて』
赤井秀一『あ、ああ。』
小学生…?の相手も、難しいな…
続く
今回短くてすみません…
次回更新→6月14日予定
是非こちらも見てください!!
(上記の作品の次回更新は約2ヶ月後の予定です。アンケートにご協力頂きたいです!)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。