第135話

🍀
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2022/12/22 08:36


オンマ「....やっぱ無理よねㅎ....私があなたに虐待してた時点で、私達はちゃんとした家族になんかなれなかったのね」

























「ッ....」


オンマ「今更、戻ってきて欲しいなんて....ふざけたこと言ってごめんね...でも」
























オンマ「あなたの事を、もっと愛してあげればよかったねッ」


「ッ!?オンマッ....」






























オンマ「たったの3ヶ月だったけど....私、すごく幸せだったわ!....だから今度は」





















オンマ「あなたが幸せになる番よ」


























そう言ってオンマはハンカチを取りだし、自分ではなく私の涙をふいてくれた


























「オンマ......その」


オンマ「なぁに?」


「....私こそ、ごめん....実の親に......こんなこと言うのなんて間違えて」






























オンマ「間違えてない、悪いのは私なんだから」


「でも」


オンマ「あなた......」























するとオンマは私の手を握った


























オンマ「あなたの、やりたいようにしな^^....私は、何よりもあなたの幸せを願ってるの!」
























オンマ「あなたにとって、大事なものはなにか分かってるんでしょ?じゃあ」



























オンマ「今すぐその大事なもの.....返してあげるわ」



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