※自傷表現🐜
※死ネタ表現🐜
※暴力・いじめ表現🐜
うるさいうるさいうるさい。
毎日脳に響く数々の言葉。それはどれもいいものでは無い。
黙れ。ブス。死ね。消えてなくなれ。気持ちが悪い。
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい
でも、このいじめは止まらなくてもいいよ…?
だって、私はできない子だから。
こうでもしないと瀬名くんは私の事見てくれないんだもん。
いつも身体が痛い。寒い。あざだらけ。
けどこれも瀬名くんのためだと思えば私こんなのちっぽけだよ。
だからお願いだから
いつになったら
瀬名くんは私のことを見てくれるの?
「あなたさんさぁ、一丁前に学校来てさぁ」
「ほんと、いつになったら死んでくれる?」
「アイドル科に贔屓してんだろ?俺ら全然なんだよ」
「瀬名のやつ好きなんだっけぇ?どうせ贔屓でもしてんじゃない?」
『贔屓なんてしてないですよ。私は至って皆さん平等にプロデュースしてるんです。』
『あなた達こそ失礼なんじゃない?してもらってる立場なくせに、一丁前にいじめですか。』
『あと、私が瀬名さん好きとかどうとか、関係ないでしょ。』
「あっそ。でも、女は男に力じゃ勝てねぇよなぁ?」
「だったら…さっ!!!!」
…ここはどこだ?
確かアイドル科の糞野郎に殴られて…そこから記憶が無い。
……誰かいるようだが、話しかける気が出ない。口の中が血の味する。きもちわる。
『…瀬名…せんぱい?』
「!!!やっと起きたのぉ?!」
「あんたってやつは本当に…!!!」
「心配したんだけどぉ…?!」
「勝手に見て御免だけど」
「…あなたは虐めが無くなったら…」
「その腕の傷も消える…?」
『…どうでしょうね?瀬名先輩。腕の傷、いじめだけじゃないかもなぁ』
『ごめんね、瀬名先輩』
『私、もう死にたいんだ』
「…あっそ」
「でも、死んだらどうなるかわかってるよねぇ?」
「ま、俺があなたこと絶対追いかけて」
「死なせないから無理だよぉ?」












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。