第37話

15話 プランC ※Rー15
1,081
2024/12/24 23:58 更新
注意!!!



このエンドでは
【生理・妊娠】
【オリジナルの子供】
が含まれます。
またお相手は明記しませんが分かりますので
特定のカプを好む方や上記が地雷の方は
まじで全速力で逃げてください
(あと15歳未満は問答無用でブラウザバック)







…大丈夫ですね?





・・・

それではどうぞ




5時間の手術を受け、私の病気は完治した。


めめさんからシェアハウスの提案を受けたけど
私は申し訳なくて断った。


リハビリはまだ続くことになったけど
それでも日常に戻ることが出来た。







だけどその日常はまた少しずつ狂う。
最初に気づいたのは2週間経った頃だった。
Lt
Lt
「何か今月の生理遅くない?」
いつもより一週間くらい遅れていた。
でもこの時は周期がずれているだけだと思い
大して気にしていなかった。








そこから2か月後。
Lt
Lt
「いやこれ絶対病気のやつだよね!?」

明らかに周期ずれとは言い訳出来ないくらい来なくて
流石に不安になり電車に乗って産婦人科病院に行く。





問診票書いて診察受けて検査が行われた。












妊娠していた。
Lt
Lt
「……は」
医者
「妊娠……12週目だね」


医者がそう伝えてくるが自分の頭ははてなで
いっぱいだった。


だって私は性行為をしたことがない。

医者
「性行為したことないって言ってたよね?なんで嘘ついたの」
Lt
Lt
「いや本当にしたことなくて…!」
医者
「いやヤらなくて子供ができるわけない
から。隠したかったのかもしれないけど
正直に言わないと駄目でしょ」
否定するけど信じてもらえない。
その後色々話をされて
医者
「妊娠したことはご家族やお相手にも言うんだよ」
そう言われ帰されてしまった。




帰りの電車で色々考える。


家族や相手に話せって言われたけど、
家族は全員他界で相手は分からない。


どうしろと????
Lt
Lt
(え、何?処女受胎?私は聖母マリアか!)


って一人ボケツッコミして現実逃避するけど
いつまでもそうしてるわけにもいかず一度冷静になる。


だけど冷静になったところで何もわからない。




腹の子が誰との子か分からないまま家に帰り、
現実から逃げたくてそのまま着替えずに寝た。



Lt
Lt
「ん…。」
目を開けると何処までも続きそうな真っ暗な空間にいて
ここは夢の世界だと自覚する。
Lt
Lt
(これが明晰夢ってやつか…)
なんて思いながら辺りを歩く。
記憶
記憶
「久しぶりですね。」
そう声がして後ろを振り向くと白パーカーを着た
自分よりほんの少し背の低い自分がいた。
記憶
記憶
「まあ貴方は覚えてないんでしょうけど」
Lt
Lt
「誰…?」
自分の姿をしてるから自分なんだろうけど
そう言葉を零す。
記憶
記憶
「本当に何も覚えてないんですね…。
3か月前くらいにこのくだりやったので
省きたいんですけど」
記憶
記憶
「……しょうがないですね。忘れん坊の
貴方にもう一度説明してあげましょう!」
目の前の自分はそう言って色々なことを話してきた。


自分が9月に起こしたラインの犯人だということ、
自分は1年前の私だということ、







そして…
記憶
記憶
「であと腹の子供のことなんですけど」
記憶
記憶
「私が貴方の体を乗っ取った時にヤりました」
Lt
Lt
「…」
Lt
Lt
「…はい?」
硬直した後に出た声は素っ頓狂な声だった。
記憶
記憶
「因みにヤった相手は貴方の友人の誰かです」
記憶
記憶
「「もし『私』とヤってくれないと紗良を殺す」って脅したら応じて孕ませてもらったんですよね!」
何を言ってるか意味わからん。は?え?

困惑していると
記憶
記憶
「中絶しますか?」
目の前の自分にそう問い掛けられた。
Lt
Lt
「え」
記憶
記憶
「いやだから、中絶します?
今ならできますよ」
妊娠12週目、中絶することは可能。


自分一人で子供を育てれるだなんて
軽々しく無責任なことは言えない。






頷こうとしたら
記憶
記憶
「でもいいんですか?」
記憶
記憶
「確かに貴方からしたら相手もわからない赤ちゃんなんてどうでもいいかもしれませんが」
記憶
記憶
「赤ちゃんからしたらどうでしょうね?」
記憶
記憶
「折角生まれるはずだったのに無責任な母親の都合で命や未来を絶たれるなんて」
記憶
記憶
「それに欲しかったんじゃないんですか?家族」
記憶
記憶
「家族が全員死んで孤独だった貴方は
家族の温もりを求めてましたよね?
無意識下ではあったかもしれませんが」
Lt
Lt
「…」
記憶
記憶
「まあ私が決めれることではないので、
さっき言ったことや貴方の将来を踏まえて
ゆっくり考えればいいです」
記憶
記憶
「多少なら時間はありますから」
そう言われた後立ち眩み、私の意識は暗闇へと堕ちた。




Side ラテ?
Lt?
Lt?
「っとまあこれで今度こそ大丈夫でしょう!」
目を瞑り横たわるあの人をしゃがみ眺める。




3か月前のあの日、私は今の様にすべて明かした。

だけどその時はまだ証拠が無くて信じてなかった。
Lt?
Lt?
「信じてもらえなかったのが原因だったんでしょうか?」
私が消えていないのが一番の証拠。
私が消えない原因はあの人がまだ『生きたい』と
思えてないから。
Lt?
Lt?
「流石に腹に赤子を宿せばいけると思ってたのですが…」
あの人はずっと…家族を亡くしてからずっと
『家族』を求めていた。


そのことの手助けも兼ねてたんですけどね。
Lt?
Lt?
「何とか上手く丸め込めましたし
ほぼほぼ産むとは思いますが」
産んだらその後は子供が第一の人生。

そうやすやすと自殺なんてできない。



母子で無理心中しそうになったら…
その時はそのときで考えますが。





Lt?
Lt?
「にしてもあの人…今回は全て信じてましたね」


あの人にはああいったけど本当は違う。

実際は家に連れ込み睡眠薬を盛ってヤっただけ。
生理周期から排卵日を推定して、最も危険な日に。



だけどそう言ってしまうとその時家に連れ込める程には親しい友人だとわかってしまうからできる相手は一人だけ。
Lt?
Lt?
「流石にここまで共犯者に仕立て上げるのは申し訳なかったし…」
だけど脅したといえばその時まだ嫌っていたとしても
応じる可能性はあると感じるはず。


1択を6択に増やしたのは私なりの優しさ。
特定の人に怯えなくてもよくなるから。
Lt?
Lt?
「ふぁー、……もうそろそろ寝ますか」

これ以上起きてたら再発しそうですし。
立ち上がり、最後にもう一度あの人を見る。
表情は苦しそうなまま。
Lt?
Lt?
「私は貴方には生きていてほしいのです」














生きていればなんでもいいんです。
Side ラテ
目が覚める。
最初の夢の部分は靄っとしててあまり覚えてないけど
妊娠云々は覚えていた。


もし妊娠し続けるのであれば退学は避けられない。
今はさせずに学校がサポートしてくれる場合も
あるらしいけど必ずしもサポートできるわけじゃないし
迷惑をかけたくない。


そして退学となれば私の最終学歴は中卒。
これから得られる収入は確実に低いし、
そもそも就職も大分難しくなる。


あとネットで調べてみたところ、10代の出産は
大きなリスクを伴うらしい。母子共に死ぬのも
全く珍しいというわけではない。


もし中絶しないなら皆とは一緒にいられない。
家族を取るか、友人を取るか。





…そういえば
Lt
Lt
(あの中の誰かは『私』に脅されてヤったんだよね?)
夢の中で『私』が言っていたことを思い出す。





Lt
Lt
(私痴女じゃね…?)
Lt
Lt
(…きつ)
厳しい現実は目の前に沢山あるが現時点では
友人の誰かに痴女だと思われてるのが一番心に来てる。


……というか誰か分からないのが余計に気まづいし怖い








高校生で妊娠なんてデメリットが多すぎる。

でも心の奥底でずっと欲しいと願ってた。
家族が…欲しい。
Lt
Lt
「自分の我儘で産んでもいいのかなあ…」








悩み抜いた果てに私は産むことを決意した。
Lt
Lt
「で産むとなると…絶対色々やることあるよなあ」
少なくとも退学の手続き、引っ越しの準備、
この家をどうするかとか、産む産まないにしても
妊娠した時点ですべきことが山ほどあるのは
高校生の私でも分かる。


時計を見る。時刻は14時。
まだ全然時間はある。
Lt
Lt
(取り合えず、色々調べてみるか)
そうして調べ、仮の計画を立てた。


で、次はあの人に連絡…。ただでさえ3か月前に
こっちの都合で呼んだのにまた呼んだら…。
Lt
Lt
「はぁー」
叔母との関係は良好でも険悪でもない。
(ちょっと険悪よりかもしれないけど)


こんな短い期間で2度も呼び出したら
怒鳴られてもしょうがない。

対応を面倒に思いながらもラインする。
Lt
Lt
『お忙しいところ申し訳ございません。
こちらの諸事情によりまたお越しして
いただけますでしょうか』
そう送信して
Lt
Lt
「え?」
すぐ既読が付く。
てっきりあと3時間はつかないと思ってたけど。
Ltの親戚
『何?また何かあったの?
面倒ね本当』
Ltの親戚
『ちょっと前までは手のかからない奴
だったのに』
返信が直に来たことは良かったけど
今日は前よりも不機嫌らしい。


他の親戚の前では猫被ってるけど私の前だと大体これ。


めんどい。まあひとまず自分の要件を話す。
Lt
Lt
『実は妊娠しまして…学校をやめて
他県に引っ越そうと思っているんです』
Ltの親戚
『は』
まあこの反応は妥当か。
Ltの親戚
『ちょっと待ってて』

疑問が浮かびながらも素直に待機する。
Ltの親戚
『まず確認するね、お前は子供を
産みたいってことでいいんだよね?』
Lt
Lt
『はい』
Ltの親戚
『学校辞めたり引っ越すのは別に構わないけど具体的にどうしようって考えてる?』
Ltの親戚
『そこら辺をちゃんと提示してくれないと私も困る』
そう言われ、現時点での考えを送る。
Ltの親戚
『ふーん、まあそれならいい』
Ltの親戚
『じゃあ3月の頭から私そっちに泊まるわ』
Lt
Lt
「へ?」
Ltの親戚
『単細胞なお前はそこまで考えれてないかもしれないけどやること本当多いの』
Ltの親戚
『だから一々そっち行くより私が泊まってた方がはやい』
Ltの親戚
『それに自宅からでもそっちからでも通勤時間大して変わらないし』
Ltの親戚
『但し条件』
Ltの親戚
『私が滞在してる間は全部家事やれ、
あとお前が18になったら
もう金輪際関わってくんな』
Ltの親戚
『あの時はしょうがなくお前の後見人
引き受けたけどこっちもやりたくて
やってないのよ』
Lt
Lt
『…分かりました』
Ltの親戚
『じゃあ28日の夜にはそっち着くように
する。私姉さんの部屋使うつもりだから
それまでに準備しとけ』
そうして会話は終わる。
…ある意味一番の難所は乗り越えた。


もし私の予定が上手くいけば1ヶ月頑張れば
一段落つけるだろう。
Lt
Lt
「…頑張るか」
そう呟き、引き続き準備に取り掛かった。








3月1日。オンライン可能の不動産屋行って
とあるアパートへ申請を入れて
自宅を古家付き土地として売り払った。


3月4日。思ったより早く買い手が現れた。
そして早速8日に自宅を内閲させることになった。


3月7日。担任に退学したい旨を伝え、
退学願の紙を貰った。
だけど執務室を出る時ルカいえに出くわした。





Lt
Lt
(これが退学願かあ)
ホームルーム後、退学したいことを伝えた。
そしたら執務室に連れてこられ、紙を受け取る。
Lt
Lt
「ありがとうございます」
教師
「しかし退学かー。
お前がするとは思ってなかったわ」
Lt
Lt
「あはは…」
苦笑いをしてその場をやり過ごす。
そして部屋を出ると
rk
rk
「あ」
iemn
iemn
「ラテさん」
Lt
Lt
(…やべ)
二人とばったり出くわしてしまった。
iemn
iemn
「あれ?どうしたんですか?」
執務室から出てきた私に疑問を持ったのか聞いてくる。
Lt
Lt
「あ…えっと」
Lt
Lt
「実は…」
Lt
Lt
「タブレット壊しちゃって…」
咄嗟にそう嘘を吐く。
iemn
iemn
「えタブレット壊したん?」
Lt
Lt
「授業中に誤って落としちゃった」
rk
rk
「まじか」
Lt
Lt
「だから今壊したこと伝えて紙貰ったところ」
Lt
Lt
「二人は何してたの?」
これ以上自分のことを聞かれないよう話を逸らす。
rk
rk
「俺たちはもう帰るところ」
Lt
Lt
「ふーん」
Lt
Lt
「まあいいや、バイバイ」
そう言ってさっさと教室に戻った。
リュックは教室に置いたままだったから。


でももし荷物を持ってたとしてもこのままだと
一緒に途中まで帰る流れになりそうだったから
どっちみち戻っただろうけど。





3月8日。買い手家族が内閲の為に自宅に来た。
4歳の子供を連れた3人家族でとても微笑ましかった。
…自分には普通の家族は手に入らないけど。


3月10日。アパートへの申請が通った。
学生をやめた後は無職になるから申請が通らない可能性もあったけど貯金額で何とかOKしてもらえたらしい。


3月12日。学校帰りに市役所に行って転出届や
住民票などの書類を貰った。そして先日来た買い手から家を購入したいという連絡が来た。


3月14日。退学願を提出した。私が通学するのは19日で最後。21日の終業式には出ない。そしてこの日、
私は20日に少し出かけようと提案した。多少違和感を
持たれたけど何とか案を通らすことが出来た。
3月16日。自宅売買の契約をした。
引き渡しは20日の夕方。


3月20日。朝は家を引き渡し、昼は皆と最後に出かけた
夜はめめさん家に泊まった。








lir
lir
「おー、思ったより咲いてますね」
gso
gso
「今の時期でも半分位は咲いているんですね」
蕾のもまあまああったけどそれでも充分咲いていた。
hn
hn
「写真撮ろ!写真!」
mzr
mzr
「そうですね。撮りましょうか!」
景色だけで撮ったり、何人かで撮ったりして楽しんだ。







mmntmr
mmntmr
「それじゃあもうそろそろモール行きます?これ以上男子組待たせたら何するか分かりませんし」
Lt
Lt
「そういやウパさん達ってどこにいるの?」
ぐさおさん達と一緒に写真撮ったり喋ったりしてたけど近くに男子の姿は見えない。
mmntmr
mmntmr
「あっちで土いじりかスマホゲームしてますよ」
そう言いながら向こうを指す。…ほんとだ。
花を慈しむ心ないんかお前ら。
まあこっちも十分満足したし、移動するかと話し、
近くのモールに向かった。





モールで雑貨見たりゲーセンでゲームしたりして
楽しんだ。











現地解散して今はめめさんと一緒に帰っている。
Lt
Lt
(あ、そうだ)
Lt
Lt
「今日めめさんの家泊まってもいい?」
本当ならビジホに泊まる予定だったけどせっかくなら
めめさん家に泊まろうかなと思い聞く。
mmntmr
mmntmr
「急ですね」
mmntmr
mmntmr
「まあいいですけど」
Lt
Lt
「じゃあ準備出来次第そっち行くわ」
そう言ってある程度のところで一度別れる。


この日はあの人にビジホに泊まってもらっていて
私の荷物を一部預かってるから取りに行く。



小言を貰いながら着替えとか渡してもらって
めめさん家に行く。




家に着いた後一緒に夕飯作って食べた。その後
交代で風呂入って、まだ時間は21時くらいだったから
少しゲームして寝る準備を始めた。


前泊まりに来た時はリビングに布団がひかれたけど
今日はひかない様子だったから
Lt
Lt
「え?私どこで寝るの?」
そう尋ねると
mmntmr
mmntmr
「私のベッドで一緒に寝ますけど?」
と返された。
Lt
Lt
「あれ前布団あったよね?」
mmntmr
mmntmr
「あれ邪魔になったので実家に送りました」
送ったならしょうがないと思い仕方なくめめさんの
ベッドにお邪魔する。

めめさんが電気を消して入ってくる。
ベッドはセミダブルらしいから一緒に寝れないことも
ないけど少し狭い。






少し雑談して眠くなってきたとき
mmntmr
mmntmr
「ラテさん…手握ってもいいですか?」
そんなことを聞いてきた。
Lt
Lt
「どした?赤ちゃん返りか?笑」
なんて冗談めかして返すけど
mmntmr
mmntmr
「それでもいいですから…お願い」
と小声でとても寂しそうに言うからこれ以上言えず
無言でめめさんの手を取り握る。
mmntmr
mmntmr
「温かいですね」
と言いながら微笑むめめさんにこっぱずかしくなって
手は握ったまま反対を向く。
mmntmr
mmntmr
「ラテさん」
Lt
Lt
「何?」
mmntmr
mmntmr
「…いなくなりませんよね?」
Lt
Lt
「何言ってんの、
いなくなるわけないでしょ」
mmntmr
mmntmr
「なら…いいんです」
そう会話し、眠る。
3月21日。めめさんが登校した後、新幹線内で食べる
お菓子を買うために近場のスーパーに行ったら何故か
ウパパロンと遭遇した。ウパパロンを何とかした後、
駅に行って新幹線のって九州まで行くことが出来た。





朝起きると既にめめさんが朝飯を作ってた。
mmntmr
mmntmr
「ラテさん遅いですねー」
Lt
Lt
「いやめめさんが早いんだわ」
時刻は6時過ぎ。めめさんの家からなら
徒歩15分くらいで学校に着けるから8時10分に出ても
間に合う。まだ2時間、時間はある。
Lt
Lt
「というか本当に早くない?
遅刻予備軍が珍しい…」
mmntmr
mmntmr
「これ以上口を開くならラテさんの分の
味噌汁、熱々にしますが?」
Lt
Lt
「猫舌にそれは卑怯だ!!」
なんて言い合いをしながら一緒に朝飯を食べる。



…めめさんが爆睡してたら早いうちに家を出ようと
思ってたけどまさか自分より先に起きてるなんて
全く思ってなくてどうしようか考える。


私がめめさんより早く行こうとしても
遅くいこうとしても怪しまれる。
Lt
Lt
(うーん)
mmntmr
mmntmr
「…?どうしました?」
Lt
Lt
「んー、なんでもない」
…しょうがない、多少のものは犠牲にしよう。












mmntmr
mmntmr
「ラテさーん!
もうそろそろ行きますよー!」
Lt
Lt
「ちょっと待ってリボンが見つかんない!!」
mmntmr
mmntmr
「家に置いてきたんですか?」
Lt
Lt
「そうかもしれない…!」
mmntmr
mmntmr
「じゃあ学校行く前に一緒にラテさんの家行きます?」
Lt
Lt
「いやそれは申し訳ないからいい!
学校と私の家だと逆方向だし」
mmntmr
mmntmr
「いやまだ時間はあるので大丈夫ですよ」
ほらやっぱり、絶対私を一人にさせない。
だから
Lt
Lt
「いや大丈夫!!ちょっと走って持って
くるから!!荷物持って待ってて!!」
荷物を置いてくことにした。流石に荷物を置いたまま
出ていくなんて思わないだろうし。
mmntmr
mmntmr
「…分かりました。すぐ戻ってきてくださいね」
Lt
Lt
「もちのろん!!」
スマホと財布をスカートのポケットに入れて
めめさんの家を出る。





そしてビジホに行き、残りの荷物を受け取る。
荷物を渡してもらった後私服に着替える。



新幹線の時間まであと2時間。少し時間がある。
新幹線乗ってる間に食べるお菓子でも買おうと
思い近くのスーパーに行く。


時刻は9時を回ってる。学生がいるわけない。
もし仮にいるとしたら私みたいに退学した人か
upprn
upprn
「~♪」
遅刻したけど寄り道しながらゆっくり学校に行く人の
どちらかだろう。














ん?
upprn
upprn
「あ、ラテじゃん」
なんでいるの??????



時間を見間違えたかと思いスマホで確認するけど
9時6分…。別にスマホは壊れてない。
Lt
Lt
「なんでウパパロンが…」
upprn
upprn
「いやもう今日寝坊したからいっそのこと終業式終わった後に食べるお菓子買ってから行こうかなって」
upprn
upprn
「ラテもそんな感じ?」
Lt
Lt
「あーうん。ダイタイソウ」
片言でしか返せない。マジかよコイツ。
upprn
upprn
「というかなんで私服?」
至極当然の質問をされる。…一芝居打つか。
Lt
Lt
「え、制服…あ!」
upprn
upprn
「やばwww」
upprn
upprn
「前のレイラーみぞれと同じことしてるじゃんwww」
誤って私服で来てしまった演技をして何とか
信じさせる。
Lt
Lt
「うわじゃあ一回家戻らないとじゃん…最悪」
upprn
upprn
「そんじゃ先に学校行ってるわ」
Lt
Lt
「さっさと着替えて追い抜いてやる…!」
そう駄弁ってスーパーを出る。お菓子は諦めた。



駅に行って少し待って新幹線に乗る。
…これでもう、皆とお別れなんだなあ。



ばいばい。

















Side ウパパロン
今日は終業式。 だけど寝坊した。

まあどうせ行っても寝るから多少遅刻してもいいかと
思い、 終わってから食べるお菓子買おうとして
スーパーに寄る。




そしたら
upprn
upprn
「あ、ラテじゃん」
自分と同じように遅刻してる人がいた。
Lt
Lt
「なんでウパパロンが…」
upprn
upprn
「いやもう今日寝坊したからいっそのこと終業式終わった後に食べるお菓子買って
から行こうかなって」
upprn
upprn
「ラテもそんな感じ?」
Lt
Lt
「あーうん。 ダイタイソウ」
何で片言?








ってあれ?
upprn
upprn
「というかなんで私服?」
ラテさんの格好を見ると明らかに私服で
制服じゃなかった。



寝間着ならまだわかるけどなんで私服?
Lt
Lt
「え、制服……あ!」
upprn
upprn
「やばwww」
upprn
upprn
「前のレイラーみぞれと同じことしてるじゃんwww」
2年の4月にやらかした2人を思い出し
名前を挙げながら笑う。
Lt
Lt
「うわじゃあ一回家戻らないとじゃん…
最悪」
upprn
upprn
「そんじゃ先に学校行ってるわ」
Lt
Lt
「さっさと着替えて追い抜いてやる…!」
upprn
upprn
「いやそれは無理だr…ってもういない」
まあ行ったもんはしょうがないと思い、
かごに入れたお菓子を会計して学校に向かう。















教師
 「お前何遅刻してるんだ。 
さっさとクラスのとこ行って座れ」
upprn
upprn
 「すいませーん」
小声で会話し 6組の一番後ろに座る。
男前で女後ろで並ぶからちょっと気まづい。
mmntmr
mmntmr
 「ウパさん」
座ったらめめさんに声をかけられた。 
めめさんの苗字は遅い方だから女子の中でも後ろだったと思いだしながら言葉を返す。
upprn
upprn
 「どした?」
mmntmr
mmntmr
  「ラテさん見かけませんでしたか?」
upprn
upprn
「え、うん。見かけたけど」
mmntmr
mmntmr
 「マジですか!?!?」
upprn
upprn
 「それが何?」
mmntmr
mmntmr
 「…詳しいことは後で話します」
upprn
upprn
 「…?」
疑問になりながらもこれ以上話してくれず
俺は終業式が終わるのを待った。






終業式が終わり、 教室に戻る。
upprn
upprn
「それで…… ラテさんに何かあったん?」
mmntmr
mmntmr
「本当は今日ラテさんと一緒に登校するってなったんですがリボンを忘れてたので一度家に帰ったんですよ。その後
upprn
upprn
「え?リボンどころか制服着てなかったけど」
mmntmr
mmntmr
「え!?」
mmntmr
mmntmr
「ってことは私を撒いた後わざわざ着替えたんですか。 それはそれで謎ですけど」
mmntmr
mmntmr
「で幾ら経っても戻ってこないから先に学校に来たんですけど」
znkps
znkps
「ちょっとめめさんこれどういうこと!!?」
めめさんが話してる途中でぜんさんが大声を遮って、
来た。


まだホームルーム終わってないから他クラスに来るのはまずいと思うけど。その場合ぜんさんが注意されるだけだからいっか。
mmntmr
mmntmr
「うるさ!え、何ですか?今ラテさんのことで忙しいんですけど」
znkps
znkps
「そのラテさんについて
訊きたいんだよ!!これ見てよ!」
スマホの画面を見せられ内容を見ると
mmntmr
mmntmr
「…は」
upprn
upprn
「…は」
そこにはラテさんがめめ村を脱退するということが
書かれていた。
znkps
znkps
「ぽれ何も聞いてないんですけど!?!?」
mmntmr
mmntmr
「いや私だって知りませんよ!?!?」
znkps
znkps
「でもここに『村長や村民と話し合い…』って書いてあるじゃん!?」
mmntmr
mmntmr
「なんも聞いてませんよ!?」
znkps
znkps
「え!?ウパさんは!?」
upprn
upprn
「俺もなんも聞いてない!!」
突然の脱退の連絡に驚いていると
教師
「お前ら一席に着けー」
教師が戻って来やがった。 
あと30分はどっか行っとけよ。




とは言えないから情報を整理しながら
担任の話を聞き流した。
ホームルームが終わり、生徒が帰っていくが
俺たちは空き教室に集まった。
mmntmr
mmntmr
「もう皆さん知ってるかもしれませんが
ラテさんがめめ村を脱退しました」
mmntmr
mmntmr
「ですが私はこんな話は聞いてません。 
誰か事前に聞いていた人はいますか?」
誰も反応しない。
mmntmr
mmntmr
「……ですよね、それで
mtw
mtw
「ちょっといいか!?」
メテヲさんがめめさんの言葉を遮り声を上げる。
mmntmr
mmntmr
「どうぞ」
mtw
mtw
 「もしかしたら脱退だけじゃなくて退学してるかも」
ほぼ全員
「は!?!?」
gnms
gnms
「え待ってまじで!?!?」
Srimr
Srimr
「完全な確証があるわけじゃないんだけど」
Srimr
Srimr
「欠席の確認をするとき、ラテさん
いなかったのに全員いるって言われて…」
mtw
mtw
「最初は気づいてないだけって思って教師に伝えたら」
mtw
mtw
「少し間を開けて「全員揃ってる。うちのクラスは39人だ」って返されたんだよ」
Srimr
Srimr
「これ完全にラテさんの存在
なくしてますよね……?」
基本どのクラスも40人。41人のところもあった気が
するけど40を切るクラスはどこもなかったはず。
iemn
iemn
「メテヲさんとレイマリさん」
mtw
mtw
「何?」
iemn
iemn
「今月ラテさんがタブレット授業中に
落として破損させたらしいんですけど
本当ですか?」
mtw
mtw
「いや?」
Srimr
Srimr
「俺ラテさんの隣の席だったけど
一回も落としてなかったよ」
iemn
iemn
「じゃああの時手に持ってたのは
破損届じゃなくて退学願だったのか…」
gnms
gnms
「どゆこと?」
iemn
iemn
「3月の上旬、俺とルカさんが昇降口に
行く途中でラテさんが執務室から出るのを
見かけて声をかけた時に何か紙を
持ってたんすよ」
iemn
iemn
「その時タブレット壊したから…とか言ってたなという話」
gso
gso
「……そういえば、
連絡は誰か取れたんですか?」
mmntmr
mmntmr
「私とウパさんは駄目でしたね」
全員やったらしいが誰も繋がらなかった。

これ以上話してもどうにもならず一度家に押しかけに
行こうと提案して向かったがラテさんはいなくて
表札はラテさんの苗字ではなかった。




どうする術もないまま俺たちはその場で解散した。















Side ラテ











あれから2年半経った。
無事九州まで蒸発して貯金を崩しながら生活してる。

今は息子がまだ幼いから就活もできないから高卒や
大卒に対抗できるよう資格取得の為に勉強に励んでいる
幼稚園に預けれる年齢までには資格を得て職に就く予定


子供の育児に追われながらも楽しく生活してる。
結局あの人とは絶縁した。



ふとSNS見てるとめめ村がとある企画をツイートしてた

内容を見るとめめ村4周年を記念して抽選で
一緒にゲームができるというものだった。

「一緒にゲームをする」という点だけなら昔、
ガ―ティックフォンでやったけど
相違点としてはディスコードをつなげてやるということでみんなの声を聴けるらしい。

昔以上に人気な実況者グループの企画、
たくさんの参加者が募るだろう。



まあ私には関係ない話だけど。
Ltの息子
「ママー!」
Lt
「どうしたの?」
Ltの息子
「あのね、あのね!」
息子の話を聞くためにスマホを置く。
その時に目を見る。
相手は結局誰だったのか分からない。だけど








Lt
「目……青いなあ」
【ビターエンド】求めた家族

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