第4話

4. 猫姿の彼。
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2024/06/22 13:33 更新
朝。
目が覚めると、隣で一緒に寝ていたはずの佐久間さんがいなくなっていた。
もう帰ったのか。きっとそうだろうと思いながらリビングへと行くためにぬっと起き上がる。すると…
にゃ〜
あなた
…?
なんだか背中が少し重いというか…なんかふみふみされてない?
あなた
ん〜重い……え?
にゃにゃ!
…ん?待って。私猫飼ってないんだが!?…いや、佐久間さんは猫男子だけど…一応佐久間さんは人間の姿でその上に猫耳と尻尾があるわけだし…
…全然…わかんないっ!
待って…もしかして野良猫?いやでも窓とか開けてないし…
そうこう考えているうちにあの子猫がいなくなっていた。
あなた
あれ!?どこいったの…
仕方なく探そうとしていると帰ってきた。
だがなにかを持っているようだ。それは紙だった。まさかのペンを器用に持ち、頑張ってなにかを書いているようだった。
あなた
…頭よっ…
そして少し線がぐにゃぐにゃなっているが、なにを書いているかははっきりとわかった。


「俺だよ〜ん!」
あなた
…え?…まさか…佐久間さん?
そう猫に向かって返ってくるはずのない返答?がきた。首をうんうんと頷き、にゃにゃと鳴いた。
あなた
…え、待って。パニックパニック。
佐久間
にゃにゃ〜♡
そうやって鳴いては、私のお腹の上に乗りすりすりと肌?を擦り付けてきた。
やばい。かわいすぎるってば!昨日から本当に調子狂わせるんだけどっ…なんでこんなにかわいいのっ
あなた
…あっそっか。猫は喋れないもんな…これじゃあコミュニケーション取りにくいな…
…だが、この後予想もしていなかったことが起こる。









佐久間
おはようにゃ!!♡
あなた
!?うぎゃぁぁ!!
いきなり子猫姿の佐久間さんから声が聞こえた。声も佐久間さんだし…ん?いやいや!そんなわけない!だって今の佐久間さんは猫の姿だし…喋れるわけが…
佐久間
ねぇ〜あなたの下の名前ちゃんなんで反応してくれないの〜俺ずっと寂しかったんだから構ってよ〜
あなた
…いやぁ…えっと…喋ればするんだ…
佐久間
うん!さっきの猫語はあなたの下の名前ちゃんを驚かせようと思って!
あなた
あっそうなんだ…びっくりした〜!いきなりその見た目で佐久間さんの声聞こえたから…
佐久間
にゃはは♪やったードッキリ大成功!…って言うかさ…あなたの下の名前ちゃんなんで俺のことさん付けなの?
佐久間
俺あなたの下の名前ちゃんとあんま親しくないのかな〜って思っちゃって…
悲しそうにする佐久間さんを見てなんだか申し訳なくなってきたためさん付けしないようにする。
あなた
…じゃあ…大介くん?それともさっくん?
佐久間
…ん〜どっちでもいいよ!あなたの下の名前ちゃんの呼びやすいほうで!
あなた
…じゃ、じゃあ…大介くんでいい…?
佐久間
うん!いいよ!あなたの下の名前ちゃんは俺の将来の嫁だから…佐久間さんって苗字で呼ばれたらどっちかわかんなくなるよ!
…しょ、将来の嫁…言い方面白い…って言うか、私のこと好きなのかな?私のお母さんに多分無理矢理言われたんだと思うし…そんなの政略結婚みたいなもんじゃん。
あなた
…あ、あのさ!さ…大介くんって…私と結婚する気なの?
佐久間
?なーにいってんの〜そうに決まってんじゃん!あなたの下の名前ちゃんと付き合えてめちゃくちゃ嬉しいもん!
佐久間
こんな人が俺の嫁になるんだなぁ…って考えたらうきうきしちゃって!
にゃはは♪とかわいく笑う大介くんにふっと笑みが溢れる。…いや、私も結婚出来たら嬉しいなぁ…って思ってたから…まさか大介くんもそう思ってたなんて…
あなた
…わ、私もっ…大介くんみたいな人と付き合えてよかっと…お、思ってるっ…
恥ずかしながらも頑張って言ってみると大介くんも顔が赤くなり、そっぽを向いてしまった。
猫の姿でも顔は赤くなるんだな…と心の中で笑みをこぼしながらしばらく猫姿の大介くんをなでなでしていた。















姫茉里です!ちょっと変なところで切っちゃいました…毎度文字数が多いのなんとかしたいです…

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