第37話

第34話

2024/06/14 14:00

夕飯 食堂

ﾓｸﾞﾓｸﾞ……やっぱおいしいです！

よかった、ありがとう

sha

それにしても、今日ホンマに少ないな

ほぼ任務やからな……

shp

……よくこの量作れましたね
ひとらんさん

あー……まぁ、手伝ってくれたし

sha

ﾋﾟｸｯ

……デザートあるめぅ？
『ひとらん』が作った

ｯ、
あるよ
簡単に作れるし

あなた

( (  '-'   )🧼⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

ｽﾀｽﾀ(((((，･-･)
おつかれ

あなた

おつかれさまです
……どしたんですか？

……オスマ…マンちゃんに、頼まれて
デザート作りに来た

あなた

……作りましょうか？
疲れてるだろうし……

……ｯ大丈夫、
作れって言われたのわたしだし

あなた

……そう
（というかなんで敵の心配してんだ……）



あの大丈夫は……本当だけど……うーん？

……

マンちゃん、はい

………ひとらんさ

あのメイドくんのこと、どう思ってるめぅ？

……ｯ
別に、どうも思ってない

……そう
やっぱりひとらんの作ったやつ美味しいめぅー！

……

ご飯後

……手カサカサだね

あなた

そりゃぁ……洗いまくってたし……

……なんか食べる？

あなた

……やっぱ……

…？

あなた

信用してるよね？

……
そう、かもね…


でも……ダメ、な、気がして……

あなた

……完全にしてるわけではないのか……？
…ダメ……ってなんだ？

……なんなんだろう、
（……つくづく思う
言葉に出来ない自分
信用していい人を信用出来ない自分
疑ってしまう自分）
……ｸﾞｽｯ
なんなんだろう……ね……ｸﾞｽｯ
（崩れ落ちる）

あなた

えっ！？ちょ……泣い……え？？？

私は

マンちゃん

オスマンお嬢様の

側近であり

1番のお友達だった

6000  ᴛʜᴀɴᴋʏᴏᴜ！

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編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。