♡; 攫われた姫
スバル「 えっ、あなたがいない? 」
真緒「 たしかにあいつは今日
Rabbitsのプロデュースがある
って話してたな? 」
創「 あなたお姉ちゃんが
サボりなんてありえないです...! 」
放課後、夕陽がだんだんと落ちてきた刻。
Rabbitsの四人はプロデュースがあるというのに、
いつまで経っても現れない
あなたの姿を心配していた。
彼女と仲の良いTricksterなら
なにか事情を把握しているかもしれない。
という、決断に至りTricksterの元へ訪ねたのであった。
真「 僕は何も知らないよ...
もしかしたら氷鷹くんなら
なにか知ってるかもしれない 」
なずな「 氷鷹はどこにいるんだ? 」
真緒「 北斗なら生徒会室にいったはずです、 」
スバル「 俺たちが探してくるよ!!
行こうサリ〜、ウッキ〜! 」
真「 その間Rabbitsのみんなはこのレッスン室を
使ってていいよ! 」
友也「 本当ですか?なら、ありがたく
使わせてもらいます...! 」
光「 あなた姉ちゃんが心配なんだぜ... 」
創「 今は明星先輩たちに任せましょう、
きっと大丈夫ですよ光くん! 」
スバル、真、真緒はレッスン室から飛び出して
廊下を全速力で走って生徒会室に向かった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!