母は私たち兄妹の差別が酷かった
母は昔、ヒーローになりたかったらしく、
強個性だった私を可愛がった
私に、ヒーローになれという夢を押し付けて
それに女の子が欲しかった、とこぼしていた
だから、お兄ちゃんは要らない、
居なくなればいいと罵った
そんな母を幼い頃から見てきたから
私は母に恐怖心を覚えた
怖かった
嫌いだった
兄を罵倒して欲しくなかった
なんで差別なんてするのか謎だった
ただただ、
苦しかった
電気にぃの方が、怖いのに
悲しいのに
寂しいのに
いつでも私を守ってくれた
私が守らなければいけない立場だったのに、
一見、元気で、明るくて、チャラくて、
ふざけているような性格....
それが
どんどん性格が暗く、黒く、
歪んでしまった私を
明るくさせるため、元気づけるためだったこと











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!