あなた side
全部、全部
心という箱の底に溜めていた不満不安
溢れ出て
侑:....ごめんなぁ
消えた。
あなた:謝らなくていいよ
あなた:私が悪いの。
被害妄想かもしれないし
私の想像以上に嫌な事があるかもしれない
あったかもしれない。
あなた:......倫くんは、なんでみんなを呼んだん?
監禁でも
殺人でも
なんでもいいから
消してくれれば良かったのに
角名:.....あなたが俺の中で1番大事な存在だからだよ。
倫くんの発言は、
国見:は?
英の顔色を変えた
あなた:どういうこと...なん ?
角名:俺ね、ストーカー分かっちゃった 笑
ストーカー?
倫くんと、
もう1人
手紙の人。
侑:っは?!
治:角名、どーゆーことやねん
私も分からなかった。
角名:は、正義感振りまいてあなたを心酔させたあんたしか居ないじゃん
角名:________国見クン
あなた:ぇ....?
違う
英じゃない
「俺だけはあなたを助けるよ」
「俺だけを頼って?」
「俺だけはあなたの味方だよ」
これが全部嘘?
そんなはずない。
そんなはず
国見:.......あーあ、
________バレちゃった笑
無いって言って欲しかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。