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第4話

悠遠 ・・・ 宮侑
57
2024/03/13 13:08


〈 関係 〉


宮侑➞➞➞あなた 片思い



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宮侑side







突然やけど






俺には好きな子がおる





その子は





芸能界いけるんちゃうんか?ってくらいべっぴんさんで





学業もスポーツもどちらとも常に学年トップで





周りをよく見ていて





まあ他にも色々あるんやけど






分かりやすく言えば俺とはかけ離れた感じの






"完璧人間"や






顔よし、性格よし、ポテンシャルよし






そんな子に惚れんやつがどこにおんねん!!!!(






でも昔っからずっと不思議に思っとった事がある






1年の初めっから今まで1回も





あなたさんが笑っとる所を見た事がないねん






それだけは昔っからほんまに不思議やった







だって普通に考えておかしいやん






別に俺らを警戒しとる様子もあらへんし






この2年の間にあなたさんと誰かがなんか衝突したとかもあらへんし






ほんまになんでなんやろか










よし、手っ取り早く本人に聞いてみるか






今日はたまたま部活がオフだったため







放課後俺はあなたさんがいつもおる







図書室に向かった








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図書室





予想通りあなたさんは無駄に広い図書室に






1人ぽつんと本を読んでいた










あなた 「 …? 」










この時間帯に図書室に来る奴はあんまおらんのんやろか







あなたさんは俺を不思議そうに見つめる












宮侑 「 と、となり座ってもええですか、…? 」








改めて近くで見るとあまりの美貌にやられそうになる





そんな気持ちを押し殺しながら恐る恐る言葉を発する








あなた 「 …?ええですよ 」






「 こんな時間に珍しいですね、」













宮侑 「 実は、あなたさんに1つ聞きたいことがって… 」







「 ええですか、? 」










あなたさんは少し驚いた表情をしながらも











あなた 「 どないなさったんですか? 」














宮侑 「 あなたさんってザ・完璧人間って感じやのに 」





「 これまで1回も笑っとる所を見たことがなくって、」





「 なんか、その…理由とかあるんかなっておもて、… 」










あかんむっっっちゃ緊張するねんけど…








俺今日本語ちゃんと話せとるかな、











あなた 「 … 」












あなたさんは少し俯き、言葉を発しなくなった












宮侑 「 あッすんません、!初めてなのに勝手に…!!!!!!!!





















先に沈黙を破ったんはあなたさんやった










あなた 「 …少し暗い話になるけど、」











「 ええですか、? 」















宮侑 「 え、いや、全然大丈夫です…!! 」









正直ほんまに話してくれるとは思わんかったから









なんか嬉しかった












あなた 「 私の両親、自分が物心がつき始めた頃に」



















"交通事故で私を庇って亡くなったんです"















…え?








さっきまでの喜びは







あっちゅうまに消えてった











宮侑 「 …そ、それってどういう…、 」









あまりにも突然だったため思わず言葉が詰まる










あなた 「 私があの時車に乗ってさえいなければ 」









「 両親はまだ生きてたはずなんです 」









「 私が両親を殺したんです 」










「 そんな人殺しが 」









「 生きてていいわけないんです 」









「へらへらと笑っていいわけないんです」














「 私には生きる価値も笑う価値もないんです
@笑_。 」





















そう言いながらあなたさんは俺に初めて初めて笑みを零す











その笑顔からは














"辛い"
















ただその感情しか












読み取る事が出来なかった。






















なんやろな、









こんな近くにおるのに










こんなに存在が遠く感じたんは








初めてや。










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【⠀悠遠 】




所または時が、はるばると見やるほどに遠いこ と。





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主
はい分かってます。内容ごちゃごちゃですよね
主
最後うんち級に雑ですすんません💩




𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

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