トラブル(自我あり)に白けた視線
を向けながら私たちは無心でそんな
やりとりをする。
パッとしない返事を返して相手を
見るとその目は分かりやすく嬉し
そうに輝いている。
返事早、真顔草、目死んでるし最高。
煽るように(実際煽ってる)言うと、
由咲は目に涙を浮かべ、上目遣いを
披露する。
きゅるん。
ヤバい、恵が吐きそうだからもうやめてあげて!
あ、そうなんだ。
ダメだよ恵、設定崩しちゃ。
しょ~がない、心優しいあなたちゃんが
助け舟を出してあげよう。
私は由咲に聞こえるように敢えて大きな声を
出しながら、恵を引きずり外へ歩いていく。
七眼で見ずとも分かるほどの敵意が背中に
刺さるように感じる。
某蛇の人みたいにだいぶネチネチしてそうだな~
いや、今はここを離れよう。
未だに恵を引きずっている自分に驚いて、
ようやく手から力を抜いた。
ズボンについた砂ぼこりを手で払っている恵に
訊ねると、恵はぽかんとした顔でこちらを見た。
え、私の顔になんか付いてたり、?
ふふふ...こんな深夜に見てる人はいないんじゃないですか??
もしこの時間にいいねたら次の更新2話同時にしてやろう。()












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。