私たちはそれから、
世界の異変について調べ始めた
前世の記憶を取り戻したとはいえ、
私たちはこの世界の住人だ
それぞれの日常を送りながら、
異変が起きるたびに地下の監視ルームへと集まる日々が続いた
差し入れのコーヒーを置きながら覗き込むと、
ライは難しい顔で唸った
そこへ、現場の調査から戻ったロウとカゲツが扉を開けて入ってきた
その場にいる全員が、無意識にお互いの顔を見合わせた
前世からの絆がある仲間を疑いたくない
ロウが息を吐き、ライも再びキーボードに向きなる
しかし、私は見てしまった
ショウが私を、ひどく悲しげに、見つめていたのを
❥⋯NEXT











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。