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⚠ 死ネタです !!
地雷だな と 思ったらすぐ 🔙
誤字、脱字 あるかも
基本 竜胆目線
甘い目で 。
竜胆 … 「 」
蘭… 『 』
𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠
「 なぁ 兄貴 、 」
『 』
いつもの調子で 目の前にいる 最愛の人は ふわふわとした口調でそう返答をする
… はずもなく 。
時は 少し遡り 寒い2月の冬 。
俺等、梵天はいつもの様に
裏切り者
ラット の始末をしていた 。 今回は少し、運が悪かった 。
証拠隠滅用の爆弾が誤作動で 爆発してしまった。
俺は それに巻き込まれた 。
幸 か 不幸 か、爆弾より少し、ほんの少しだけ離れたところに 俺はいた。
だからか、 負傷した後も まだ意識はあった。
『 竜胆…? 竜胆、 竜胆 !!! 』
「 あに 、 き … ?¿ 」
何度呼んだことだろう。 "兄貴"、 自分の兄であり、 最愛の人の呼び名を 。
ただ その名前を口にするのも なぜだか重たい。
爆発の 影響だろうか。 俺の腹にガラスの破片が見事に刺さっていたらしい 。
倒れた俺を 抱き抱えてくれているのは 兄貴だった 。
自身の頭上から 涙であろう、生暖かい液体と 嗚咽が同時に頬に落ち、そして 聞こえる 。
なぁ、兄貴 なんで泣いてんだよ
俺等 ずっと 一緒だろ ??
ほら、 刺青も 2人で1つじゃん 。
そう、言えたら良かった 。憎たらしいことに、頭では分かっていても 体が1ミリも動きそうにない 。
残された力を振り絞って、伝えたい。
「 愛してる __ 」
これを言った時 兄貴はどんな顔をしただろう、どんな気持ちになっただろう。 仮にも付き合っていた身だ。 嬉しかったか ?それとも 死ぬ間際の奴に言われて 心底気持ち悪がられたか ?
俺の 最期の言葉、 "愛してる" それは余りにも悲しく、切なく、そして 寂しい呪いだ 。 兄貴は あの美貌を手にしながら この先 恋もせず、パートナーも出来ずに生きるのだろう。
最愛の者を残して逝くなんて到底できない。成仏できるはずもない。話せなくていい。気づかれなくていい。ただ、あの人を、兄貴を、見守りたい 。
俺が 見えない俺 になった。兄貴は未だ凹んでる。 俺の火葬だろうか、 兄貴、元々タレ眉の癖に 更に眉毛垂らしちゃって、口なんか 地面と垂直なんじゃねぇかって位下げちゃって。 傑作だな。 兄貴が 俺のところに来た時は からかってやろう。
俺の居ない 兄貴の生活を見守り続けて早1週間。 これといった変化は特にないが、 兄貴の腕、胸、腹、背には 俺と兄貴で1つだった蜘蛛と蛇が合わさり、完成した刺青が施されていた。
俺の事を忘れない為か?ああ、見守るだけでいい。そんな願いがどんどん膨れていく。目の前にいるのに、話せない、触れられない、今世の俺への罰だろうか。 そうだとしたら
その罰は最良だと思う。俺にとっていちばん辛く、苦しい罰だ。
兄貴、と呼びかけながら 彼の刺青をなぞる。ああ、分からない。 以前大好きだった 兄貴の温もり、体温、声、全てが感じられない。
ああ、 生前 皆の言っていた バチ とは
そういう事か 。
な、 兄貴 。 お互い 地獄で頑張ろうぜ。
そう 独り 呟いて ――。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。