第3話

No.3
666
2025/12/21 07:35 更新
次の日の朝。

目覚ましが鳴る前に、
目が覚めた。

……緊張で。
あなた
…夢じゃないよね
スマホを見て、
昨日の出来事を思い出す。
AMPTAK×COLORS。
マネージャー。
冷たい空気。
あなた
『普通に考えて、地獄では?』
布団に顔を埋めた。

でも、
行かないって選択肢はなかった。
スタジオに着くと、
もうメンバーは揃っていた。
あなた
おはようございます
言ったけど、
返事はまばら。
💙📣
💙📣
…。
🩷📣
🩷📣
おはようございます、
❤️📣
❤️📣
…。
💜📣
💜📣
はぁ…。
💚📣
💚📣
チッ
💛📣
💛📣
…。
というか、
ほぼ無い。

けちゃくんぐらいだよ。本当に。
あなた
『うん、知ってた』
心の中で頷く。

今日は社長もいない。
つまり、完全アウェー。
まずは言われた仕事。

・スケジュール確認
・移動時間の把握
・資料の整理
あなた
…これで、合ってますか?
💙📣
💙📣
……
返事、なし。

リーダーなんだよね…?一応
あなた
『あ、(察し』
誰にも聞かず、
自分で確認することにした。

求人内容の
《単純作業》って、
どこ行ったんだろう。
💜📣
💜📣
…。
ふと、視線を感じて顔を上げる。

まぜ太くん。

こちらを見てる。

……気がする。

でも、目が合う前に
すぐ逸らされた。
あなた
『見ない見ない』
心臓が跳ねたけど、
深呼吸。

今日も推しを見ない。
昼前。

移動の時間を伝える。
あなた
次、10分後に出ます
ぷりっつくんが、
ちらっとこっちを見る。
💚📣
💚📣
…遅くない?
あなた
余裕をもって、です…。
あなた
『早すぎても怒られるし…』
短く答える。

それ以上、何も言われなかった。
正直、
心はずっと忙しい。
あなた
『今の声好き…』
あなた
『距離近くない?』
あなた
『あ、今笑った』
でも、
顔には出さない。

資料を見る。
時計を見る。
仕事だけを見る。

推しは、存在しない。

そう思い込む。
休憩中。

控室の隅で、
一人ペットボトルを開ける。
あなた
『…しんど、』
推しと同じ空間にいて、
見ちゃいけないって、
拷問かもしれない。

でも。

ここで舞い上がったら、
終わりだ。
その時。

🩷📣
🩷📣
ちゃんとメモ取ってるんですね…
小さな声。

顔を上げると、
けちゃくんが立っていた。
あなた
え。あ…はい
思わず声が上ずる。

🩷📣
🩷📣
…このメンバーまとめるの、大変だと思うけど
🩷📣
🩷📣
僕も手伝うので、
なんて優しいんだ。けちゃくん。
君は女神様だよ??


君だけだよ…話しかけてくれるの。
あなた
ありがとうございますニコッ
あなた
『頑張ってて良かったぁ…』
夕方。

最後の確認。
あなた
今日の進行、問題無かったですか
誰に向けたかわからない質問。

一瞬の沈黙。
💚📣
💚📣
…まぁ
ぷりっつくんが、
気のない返事。

それでも、
無視じゃない。

それだけで、
少し救われた。
帰り道。

スタジオのドアを閉めて、
大きく息を吐いた。
あなた
…疲れた
でも。

昨日より、
ほんの少しだけ。

空気が、
マシだった気がする。
推しは、
やっぱり神だ。

でも。

ここでは、仕事相手。

それを守れたら、
きっと、
何かが変わる。

そんな予感だけが、
胸に残っていた。










他のグループもそろそろかなぁ??(急なネタバレ)
一回でも良いからスイパラ行きたいです。
お願いします🥺←激甘党

プリ小説オーディオドラマ