何故、中也が...
中也が彼処に居たって事は、乱歩さん達もすぐ側に...?
やばいやばいやばいッ乱歩さん達に、捕まるッッ!!!
乱歩さんが、絶対私に言う。
「莫迦なんじゃないの?僕の事好きだからって。まぁ僕はどうでもいいんだけど」
途端にその場から逃げ出したくなって、取り敢えず今日泊まる予定だったホテルはキャンセルし、兎に角遠い遠い所に足を運ぼうとした。
入った所は喫茶店。私が今いる所はアオモリだ。
ぶっちゃけ、田舎中の田舎なのでそんなに行く所は無かったが、うずまきと雰囲気が似てる為寄ってみることにした。
夜帯だからか、中は閑散としている。
何だか腑に落ちない。店長からカツパンと言われた
時点でカツパンの気分だったと言うのに。
思わず口ずさんでしまう。3文字の言葉。
私は無意識のうちに聞いていた。
"激辛で"
あの店ほどでは無いが、じんわりと痛みが来る。
なんか涙が出てきた。
矢っ張り、織田作は何処にいても思い出すもの。
...私、本当に死んでいいのかな
まぁ、また来れるか分からないんだけど
私は極端なものが好きらしい
駄目だ、何をしていても頭に浮かんで来るのは常にあの方の顔
きゅうっと胸が締め付けられる。何で私は、こんな無謀な恋をしてしまったんだ、
何で私が...
嗚呼、死にたい。
恋をしても、人生に価値など毛程も無い。
せめて綺麗な花に囲まれて、
ゆっくりと地に落ちて其の儘朽ちていきたいのに_、












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。