あなたside
ゆったりソファーでゴロゴロしてるなうです。
夜ご飯もお風呂も終わってこのまま寝落ちしてもいい体勢入りました
…23時か
早いけど寝よーかな
ウギオンニから連絡も来ないし…
そう思って寝室に向かおうとしたその時
スマホがふるえた
終電逃した…?
まだ電車あるくない?
ん?と思って調べてみると予想通り電車はまだあった
…てか誰とお出かけしたのさ
これは嘘じゃないと思うけど
なんで終電逃したなんて嘘つくんだ?笑
こんな回りくどいことしなくてもオンニだったらいつでも来ていいのに笑
ちょっとツンツンしてるオンニも可愛いからいいんだけど笑
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私を見つけた途端小走りでこっちに走ってくる可愛いオンニ
わんちゃんみたい笑笑
カバっ!って効果音がつきそうなぐらいの勢いで抱きついてくるオンニを受け止める
おでこをグリグリ押し付けながら私を離す気配のないオンニ
グッと引き離してオンニの手を取り歩き出す
するとにこにこしながら腕を組んで距離を縮めてきたオンニ
……素直じゃないなぁ私笑
私が素直じゃないの知ってるからか
ずっと隣でニコニコしてる
家に着くといきなり寝室に向かって走り出してベットにダイブしたソンウギ(5)
洗面所に向かったオンニの背中を見つめる
…ほんとに会いたかっただけっぽいな笑
先にベットに寝っ転がってオンニを待つ
ガチャっと扉が空いて目をやると
私の大きめのTシャツ1枚だけ着たオンニがそこにいた
うわぉ……えっろ
…何を言ってんだ
付き合って8ヶ月ぐらいになるけど
オンニと初めてシたのは3ヶ月前ぐらい
5ヶ月も我慢できた私を褒めてほしいです
そう言いながら私に飛びついてきたウギオンニ
そーだった笑
このオンニ、人一倍かまって欲しい人だった
次の日、疲れきった様子で車に乗りこみメンバー達に心配されましたとさ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。