あの日から、ヒミコちゃんが私を救ってくれた日から私は変わった
人も殺したし、たくさん悪いこともした
でもね、ヒミコちゃんは私を
『オトモダチ』って言ってくれるんだよ私をカァイイって
そのときはふわふわして、きもちくて
でも、それだけじゃ生きてけない
私もヒミコちゃんも、顔も名前も守られてる
それでも私たちは殺しすぎた
ヒーローに捕まる可能性が高い。
そんなとき義爛という男に会った。いっつもにやにやして気持ち悪い男だ
まあ、危害を加えなければ殺すつもりはないけれど
義爛はヴィラン連合に勧めてきた
ヒミコちゃんは『ステ様を殺せるとこですか!?』って聞いてた
ステ様が大好きなことは知ってた。でも自分じゃないんだって、醜い感情が溢れ出る。自分が見下していた感情が自分にもあるってことは結構ショック
ヴィラン連合は一言で言うと『変なトコ』
私たちの他に荼毘というヤケドがひどい男もいた
そして私はあの男が気に入らない『死柄木弔』という男が。
ヒミコちゃんを罵倒した。ヒミコちゃんに危害を与えようとした。ヒミコちゃんを否定した。
それがとても不快だ。
霧男(?)が止めていたが、私はアイツの下につくつもりはない
ヴィラン連合いや、死柄木弔がキニイラナイ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!