『…この気持ちをどう晴らせばいいんだ』
仁side
最近、瑠衣に対しての気持ちがおかしくなっている
瑠衣が少しでも誰かと話したり、誰かと遊んだりするのを見るたび、胸が痛くなる
あぁ、どうすればいいんだろうか
しばらく瑠衣と会うのをやめるか?
もしそうしてしまうときっと瑠衣は傷つくだろう
瑠衣の悲しむ顔は絶対見たくない
オレはいつの間にか考え込んでいた
数ヶ月後〜
あれ以来ずっと考え込んでしまっている…
それに日が経つにつれて瑠衣との時間がもっとなくなっていくように感じ始めた
すると瑠衣がまた外に遊びにいくと言い始めた
はぁ…こうやって瑠衣は外へ出て行ってしまう…
おっさんは少し不安げな様子で答えた
なぜかオレは瑠衣の返事を返すことができなかった
瑠衣はオレの方を向いてキョトンとしている
そうするうちに瑠衣は外へ出て行った
気になることが一つあった
瑠衣はどんな奴らと遊んでいるのかだ
場合によればそいつを…
ダメだ…そんなことをしたら瑠衣に嫌われる
とりあえず後を追ってみるか
オレは早く瑠衣の元へ向かった
しばらくすると瑠衣を見つけることができた
しかし、瑠衣の周りにいる奴は馴れ馴れしく瑠衣に触ったりしていた
それどころかとても近いように思う
いつのまにか思っていたことが自分の口から漏れてしまっていた
…気に食わない…瑠衣を見ているその目が…!!心の底から出ては行けないものが出てきてしまいそうになる
…耐えられない…オレの…オレの瑠衣だ…!!

気付いた時にはもう遅かった
オレは瑠衣の元へと走り出していた_____________
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。