ないこside
電車の揺れが俺らの眠気を誘発する
俺もちょっと眠くなってきたな〜って思っていると、俺の隣でいむしょうが同時にコテっと寝ちゃった
ほとけっちがしょうちゃんの肩に頭を置いて、しょうちゃんが俺の肩に頭を置いているから動くに動けん……((
なんかまろの雰囲気がピリついたものになったけど、俺は怖くt((((
ん"ん"、肩が重くて見ることが出来ない←
俺は苦笑いしながら目の前に車輪を停めているりうらを見る
りうらは車窓から外を見ながらふわぁ……って欠伸をしている
うとうとしていたりうらがコテっと俺らの方に寝てくるのがかわいい♡((
そんなりうらに少し笑い、こっそり写真を撮った
俺がにやにやしていると、それに気づいたまろがめっっっっっっっちゃ引いてきた←
りうらside
そこから数時間経ったらしい
誰かに㌧㌧(。´・ω・)ノ゙って起こされて目が覚める
聞きなれた駅内アナウンス、見慣れた旅行のポスター、新幹線の時刻表
ここは……いつもの駅?
ないくんににやにやされながら、俺はぼーっとした頭のスイッチを入れる
どうやらもう改札から出ているっぽくて、外のひんやりとした夜の空気が少し寒い
俺はほとけっちに車椅子を押してもらい、ゆっくりと家までの道を6人で進む
正直に言って俺に次があるかは分からないけど、「6人で」行こうって言ってくれるのが素直に嬉しい
まあしょうちゃんは何も考えていないだけかもしれないけど←
でもだからこそそれがしょうちゃんの「本心」って言うやつだよね
6人で今回の旅行の楽しかったことを振り返りながら、俺にも「次」が来れるように頑張るかって密かに思った
ないこside
何日かぶりに家の鍵を使う
別にいつもの動作のはずなのに少し緊張した
鍵を回し、ゆっくりとドアを開ける
ただそこにある見慣れた玄関に落ち着いた
6人の玄関は狭く、俺は真っ先に靴を脱いで持っていた荷物を一旦廊下に置く
ほとけっちは電車で寝たから元気なのか、ダッシュでリビングに向かっていったけど←
その後も関西組が荷物を持ってリビングに行き、玄関に残ったのは俺とりうら
りうらは動かないって頭ではわかっているけど、何が契機になったのか、必死に手を動かして車椅子を乗り換えようとしている
でもさすがに危険だ
苦しそうな無理やりの笑顔で俺を見るりうら
その後はすぐにいつもの少し暗めの感じになって、何も言わずに下を向いちゃったけど
俺はそれを見て、ひょいっとりうらを抱いて乗り換えを手伝った
思い通りに体が動かなくて気分的にもどかしそうなりうら
俺はそんなりうらになるべく普通に接してあげようって思って、在り来りだけど一緒に手を洗いに行くことに話題を振った
それでもやっぱり、りうらの表情はどこか暗かった
If side
──────翌日
午前10時過ぎ
俺ら・6人はオフィスで昨日までに撮った写真の整理をしている
明日のファンミで実写写真とかリスナーさんに見せられたら……とかって思って、ちょっと心が弾んでいる
しょーもなすぎる俺の相方同士の争いに俺は呆れて、パソコンに取り込んだ写真を時系列で見ていく
到着時の写真とか、足湯の時の写真、誰が撮ったのか寝る前の枕投げの写真
それから幻想的なライトアップの写真に、りうらが枕投げに参戦した時の写真
さらには今日のホテルに出た時の写真や電車に乗る前の写真とかもあった
ってなんかないこはりうらに悪戯っぽく笑ってるけど
俺は俺のパソコンに映したりうらの笑顔の写真につられてか、少し笑顔になった















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!