それから 約一月 。
ほぼ毎日 、柱が交代交代で
稽古をしてくれた 。
稽古は 、人によって大変さが違った … (
まぁ全員 、普通に大変でした 。
強くなるためだから
辛いとは思わなかったけれど 。
冨岡さんや悲鳴嶼さんは …
まぁほぼ会話にならないですし 、
無一郎さん や 甘露寺さん 、
胡蝶さんは …
とても甘々 ( 褒められすぎ ) ですし 、
伊黒さんや実弥さん 、
天元さんは …
凄く稽古が大変で 、
息を吸うのもままならないくらいだった 。
そんな 柱の中で
一番 まともなのが煉獄さんでした 。
しっかりと稽古をつけてくれて
ほどよく休憩もくれて …
まぁ …
あの時の言葉が私にはよく分からなくて
ほんの少し 、
よそよそしくなってしまった 。
… あ 、そうだ 。
冨岡邸 に行く前に ……
御館様のお屋敷の周りや
色々なところを探し回った結果 …
煉獄さんを無事 、見つけることが出来た 。
私が走って来たから そう感じとったのか 、
煉獄さんはそう言って
大きく笑った 。
煉獄さんなら 、
心配はいらないんだろうけど ……
そう言うと
煉獄さんの顔がよりいっそう輝いた 。
この笑顔は
私の心をほっこりさせてくれた 。
この笑顔を見ることが
もう無いとも知らずに ________
私が蝶屋敷を通ろうとすると
いち早く 我妻さんが気づいた 。
猪の子が
私を嘲笑ってきた 。
まぁ … 嘲笑われるのは別にいいし
背が小さいのも本当 。
私 152 cm ですし 。
と 、言うと
確か … 嘴平さん?は
「 いいだろう 、受けてたつ! 」と
自身げに笑う 。
そう言うと 、竈門さんは
驚いたような顔をした 。
自分の今出せる
最大の優しさを込めて言わせてもらった 。
竈門さんは「 それじゃあ 、また!」と
歩き出した 。
それに続いて
ドシドシと嘴平さんが歩いていく 。
そう言うと
我妻さんはぴたりと止まった 。
そして 、
我妻さんを覗き込むようにして …
そう言って誰よりも速く
歩き出した 。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。