第5話

❅*॰ॱ *❅·̩͙
2,233
2025/07/27 12:31 更新







 私の思っていた通り 、


 産屋敷邸 は 、修羅場になってしまった 。





 

 … と 、





あなた
 ! 胡蝶さん … っ 、  


胡蝶しのぶ
 あら 、あなたの下の名前さん! 


胡蝶しのぶ
 お久しぶりですね 笑 







 にっこりと 優しく微笑む


 蟲柱 、胡蝶しのぶ さんが来て


 心がうっとりとしてくる 。








 胡蝶さん は冷静だから


 一番 落ち着きがあって好きなんだよね 。




 … 階級 も違うし 、


 努力の量 も 技術も 優れている方に


 こんな事を思うのは いけないことなのに 。












 
あなた
 … あ 、富岡 さんも 


あなた
 お久しぶりです 、… 


冨岡義勇
 … あぁ 、  







 胡蝶さんが 来たことにより 、


 さっきの 修羅場 が治まったので


 蜜璃さんも 、抱きつくのを辞めてくれた 。







 … なのに 、





伊黒小芭内
 おい 、富岡 


伊黒小芭内
 お前 … よくも堂々と 、そこに居られるな? 


あなた
 … それは 、どういう事ですか 







 小芭内 さんが 、冨岡 さんを嫌っているのは

 
 多分 、この場の全員が承知している 。






宇髄天元
 あなたの名字お前 、聞いてねぇのか? 


あなた
 … 特別なことは 、聞かされておりませんが …… 











 と 、説明を聞く前に ……








 … あ 、失礼します〜 …… 







 突然 、いつの間にか来ていたであろう


 隠の方が 『 男の子 』を抱えて現れた 。








 柱 、もう来てたのかよ ッ … 怒られるぅっ … 


あなた
 ! … その子 、  


時透無一郎
 ? … あなたの下の名前 、知り合い? 


あなた
 え 、あ … まぁ はい 










 … この子 、確か


 『 あの時 』黄色い男の子と 、猪の男の子と


 一緒に居た子 だよね 。









悲鳴嶼行冥
 あぁ … この子供が 、… 










    〝  鬼を連れていた子供か …  〟








あなた
 ……… 







 岩柱 、悲鳴嶼行冥 さんの言葉に


 背筋がゾクッと凍った 。














 隠の人が 、懸命に声を張上げながら


 彼 … 確か 、竈門炭治郎 くんを


 起こそうとしている 。








 さっさと起きねぇかっ!! 


竈門炭治郎
 っ 、?! 







 隠さんの今日1の声で


 竈門さんは 目を覚ます 。







 柱の前だぞ!! 







 〝 柱 〟という言葉を知らないのか


 竈門さんは目をパチクリさせている 。





胡蝶しのぶ
 あなたは今から 、裁判を受けるのですよ 


胡蝶しのぶ
 竈門 炭治郎 くん 




 



 胡蝶さんの言葉に 、


 反応したのは 柱 の皆さんだった 。






煉獄杏寿郎
 鬼を庇うなど 、明らかな隊律違反たいりついはん! 


煉獄杏寿郎
 裁判の必要も無いだろう! 


宇髄天元
 なら 、俺が派手に首を切ってやろう 


甘露寺蜜璃
 えぇ … 可哀想だわ … 


悲鳴嶼行冥
 あぁ 、なんと可哀想な子供だ … 


時透無一郎
 ……… 






 柱 の 独特な発言や雰囲気に 、


 竈門さんは 戸惑っている様子 。






あなた
 … 大丈夫 ですか 、? 





 思わず 、声をかけてしまった 。



 だって … 明らかに 、骨が折れている 。





竈門炭治郎
 !あなたは … ッ 




 喋ろうとしたところで 、


 竈門さんは咳き込んでしまう 。




時透無一郎
 … 気安く 、あなたの下の名前と話さないでくれない? 





 竈門さんが咳き込んでしまって



 言葉が途切れたあと 。




 ふいに 、


 無一郎 さんが驚くようなことを言った 。




あなた
 ちょ ッ … 無一郎さんっ 、何言って …… 


時透無一郎
 … 鬼を連れてるような奴と 、馴れ馴れしくしない方がいい 


 



 無一郎さんは 、


 私の方を向いて呟く 。




 その顔は相変わらず 無表情 で 、


 何を考えているかは分からないけれど …



 

 いつもより 、瞳の奥が冷たいような 。






胡蝶しのぶ
 … まぁ 、それは同意しなくもないですけど 


あなた
 ( え 、しないでくださいよ … ) 





 胡蝶さんだけは 、


 まともだと思っていたのに っ ……




胡蝶しのぶ
 まずは 、坊やの話を聞きたいです 




 胡蝶さんの一言で 、


 竈門さんは意を決したように言う 。





竈門炭治郎
 俺の妹は 、鬼になりました … っ 


竈門炭治郎
 でも 、二年以上 人を喰ったりしていない!! 






 竈門さんが言いきったあと 、


 当然のように否定の声が飛んでくる 。






伊黒小芭内
 身内ながら庇って当たり前 


伊黒小芭内
 くだらない妄言を吐き散らすな 







甘露寺蜜璃
 … でも 、お館様 がこの事を把握していないと思えませんし 


甘露寺蜜璃
 勝手に処分していいんでしょうか 、? 






 蜜璃さんの一言で


 当たりが静かになる 。



 … 流石に 、御館様 に許可なしは


 いけないよね 。





‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌‌
 なんだか 、面白いことになってるなァ? 






 低くて 、鋭いその声に


 誰よりも速く声の主を探す 。








 … そこには 、案の定 。







あなた
 ! … 


不死川実弥
 鬼を連れてた馬鹿は 、そいつかィ? 






 木の箱を片手で持って 、



 竈門さんを睨みつけている



 風柱 、不死川実弥 さんが居た 。










 実弥さんは 、私のことを一番嫌っていた方 。





 それでも …










 何故か 、一番 一緒に居たいと思う方なんだ 。

 





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