伏黒side
シュッ……シュキッ
パラパラ……
月を背にし微笑む少女
逆光で顔は見えないが俺より背は低い…、
それに誰なんだ。
刀を持ってる?それで切ったのか?
俺が幾ら抵抗しても倒せなかったのに?
まあ、そんな事は後で聞こう。
まずは名前だ。
ギクッ
まあ、今聞いといた方が後で悩まなくて済むし…
今聞いとくか。
段々と話の内容が分かってきた
要するにこの人は鬼殺隊の1番上の階級、柱だという事
「鬼」というものは鬼殺隊が持つ特別な刀でないと殺せない事
だから俺は倒せなかったんだな。
あ…
五条先生が呼んでる
そろそろ戻るか
五条先生…
あの人特徴的だから見つけやすいよな
ほら、いた
まあ、
突然だったから仕方ない
次会えたら呼びますよ五条先生
1人で騒いでる五条先生を置いて歩きながら考える
また会えるだろうか
月の逆光で見えなかったが、顔をちゃんと見てみたい
木更津あなた…か、
これが「好き」って事に気づくのはきっとまだ先の事
✄------キリトリ------✄













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!