「 café zero-base 」
これは俺が経営するカフェ 。
ひっそりとした場所にある落ち着いた雰囲気で 、
常連さんも結構たくさんいるんだ 。
俺の大学の後輩だったギュビンと2人で営業している 。
有難いことに 、俺のラテアートを目当てに
このカフェに来てくれるお客さんも増えた 。
そんなことを話しながら帰路を並んで歩く 。
ギュビナと分かれて一人暮らしの家に着く 。
誰もいない家に声をかけて電位をつけると 、
見覚えのない男の人がソファに座っていた 。
死神ってあの死神 ?
なんかあの世に連れてく奴だよね …
俺そろそろ死ぬってこと ?
この状況で会話ができているのが不思議だ 。
いや 、会話にはなってないか …
見えてるの ? って聞かれたってことは
本来見えないものなのか … ?
そしたら俺本当にすぐ死ぬんじゃない ?
今考えれば本当は死神じゃないのかもしれない 。
新しい種類の詐欺で 、
死神とか言って怯えてる隙に殺しにくるんだ 。
いや … どっちにしろ俺死ぬじゃん …
仕方なく了承してしまった 。
死神と一緒に過ごしてるって 、
俺いつ殺されるかわからないじゃん …















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。