最新型のスマホ画面に映るのは、そんな4文字。
この世界はもう、『死にたい』で溢れかえっている。
僕__相川 真冬もその一人だけれど。
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まふまふ@10/14ドームライブCD発売
@uni_mafumafu
命に嫌われている。 / まふまふ(You Tubeより)
新作の歌ってみたを投稿しました。
よろしくお願いします。
 ̄ ̄ ̄ ̄
「投稿」と書かれた文字を指先でタップし、Twitterを閉じる。
同時にパソコンで開いていたYou Tubeのページに目を移した。
まふまふ──それがもう一人の僕。相川 真冬とは違う、白いふわふわの髪とほっぺのバーコードが特徴的な、ネットの天使。
ふう、と溜め息をつき、概要欄に明るく綴られた絵文字の羅列を指でなぞる。
“相川 真冬”は天使なんかじゃない。自分本位なエゴイストで死にたがり。誰にも届くことのない声を、ぼそぼそと零すような存在。
「死にたい」なんて言うなよ。諦めないで生きろよ。
…そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
ふと、今日投稿した曲のワンフレーズが頭に浮かんだ。本当、その通りだ。
馬鹿げてる。人生は馬鹿げてる。
そうやって全部人のせいにして逃げる僕自身もきっと、馬鹿げてる。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!