第5話

君の髪の香りがはじけた
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2025/09/08 21:00 更新
場所は神社の近くの広場。段々と屋台の数が増えていき、人も増えていく。カップルや親子。子供たち。
色んな人がいる中、君から目が離せない。
あなた
なあフブキ…
何故だか会話が続かず、あまり話さずにここまで来たが耐えられなくなり俺は沈黙を打ち破る。
白上フブキ
…なんですか?
声を掛けたはいいものの、会話の内容を決めていなかった為何を話そうかと考え戸惑う。そこで目に付いた物の話をする事にした。
あなた
そのカバン、何が入ってるんだ?
家から出た時からずっと手に持っているそのカバンは程々のサイズでだが中が詰まっている訳でもない。縦長のカバンに収まるサイズで薄い物、考えても想像がつかなかった。
白上フブキ
ふっふっふーそれはまだ秘密でーす
そう言いいたずらな笑みを浮かべるフブキに苦笑してしまう。
あなた
まあいいんだが…
白上フブキ
最終的にはわかりますから、まだ我慢しといてくださーい
二人で並んで歩いていると、突然フブキが前に出た。そして手を後ろで組んで言った。
白上フブキ
夏祭り、楽しみましょうねっ!
あなた
そうだな、いっぱい楽しもう
俺の隣を離れた時、ふとフブキの髪の匂いがした。気持ち悪いかもしれないが安心する、いい匂いだった。
君の浴衣姿が眩しすぎて、俺の胸が騒いだ。お祭りの夜はまだまだ続く。
ごめんね、短くて…
背景変えたいんじゃ…
んじゃ
さようなら

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