第43話

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2026/08/29 09:03 更新
命からがら廃校の校舎を飛び出し、ミルミルくんの待つゴールへ辿り着いた後、私たちはようやく帰りのロケバスに乗り込んだ。






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いやー、今日の仁人のガチ泣きとあなたのリフト、マジで神回確定だわ! オンエアが楽しみすぎる!





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ほんまそれな! 理科室から『あなたあなたの例 ぉあなたの例 ぉあなたの例 ぉ!』って叫び声聞こえた瞬間、腹ちぎれるかと思うくらい笑ったわ!





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仁ちゃん、ホンマにお疲れ様! 隣であなたがずっとヨシヨシしてくれてて良かったなぁ!






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ねえみんな、静かにしてあげなよ。仁ちゃん、ロケバス動いた瞬間からもう完全に燃え尽きてるから







先に座っていたメンバーたちが賑やかに今日の撮れ高を振り返る中、私の隣の席に座った仁人は、すっかり魂が抜けた顔で座席に深く体を沈めていた。








あなた
仁人、本当にお疲れ様! 最後までリタイアしないで、すっごく頑張ったね





j
……うぅ。マジで死ぬかと思った……。お前が隣にいなかったら、俺本当に途中で気絶してたよぉ……





あなた
ふふ、怖かったね。でももう安全だから大丈夫だよ? ほら、手握っててあげるから





j
手だけじゃ足りない……。あなた、ちょっと足貸して……疲れた……





仁人はそう掠れた声でボソボソと呟くと、私の太ももの上にコテッと自分の頭を乗せて、ごく自然に膝枕を要求してきた。







あなた
仁人はお仕事が終わると、すぐ私だけの甘えん坊さんになっちゃうね〜





j
うるさい……。メンバーの前でもファンの前でもリーダー頑張っての、2人きりの時はこうやって充電させてよ……っ





あなた
はい、はい。じゃあゆっくり休んでね、ヨシヨシ





j
……ん、あなたの手、あったかくて一番落ち着く……。おやすみ……






仁人は私の太ももに顔をすり寄せて目を閉じ、私の優しい手のひらに頭を撫でられながら、深い眠りへと落ちていった。






実はもうそろそろこの小説完結するんです!!🫣💕






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