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第3話

一郎×れいな
109
2022/02/03 13:52
ここはイケブクロディビジョン。
夜遅くに街を歩いている女子大学生がいた。
れいな
れいな
はぁ…今日も疲れたな…流石に遅いから早く帰らなきゃ…
一郎
一郎
れいなじゃねぇか
こんな遅い時間にどうしたんだ?
れいな
れいな
一郎さん!バイトで少し…
一郎
一郎
そうか
しっかり休むんだぞ?
れいな
れいな
はい
一郎とれいなは一歳差。
本当はれいなの方が年上だが一郎が好きでタメで話している。
れいなは一郎がヴァンパイアという事を知っている。
その優しさがれいなの心臓を苦しめる。
れいな
れいな
あのっ…一郎さん…
一郎
一郎
どうした?
れいな
れいな
そのっ…血…吸わなくて大丈夫ですか?
最近吸ってないですよね
一郎
一郎
れいな…
少し…吸わせてくれねぇか?弟達に迷惑掛けたくないからな…
んっ…
れいな
れいな
っ…うっ…
首筋に深く突き刺さる一郎の牙は優しく感じとれたれいな。
優しく背中に手を回して身を委ねる。
れいな
れいな
うっ…
一郎
一郎
ごめんな…痛くなかったか?
れいな
れいな
平気です…
そう言い一郎の肩の近くに重い頭を乗せる。
その後は一郎に送られて無事に家に着いた。
抱きしめてから一郎は事務所に戻る時の顔が赤くなっていた。
       自然にね

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