- sana
翌日にはみーたんの熱も下がって学校に行った。
教室に着くなりみーたんの周りには沢山の人が群がって、大丈夫?なんて心配の声が。
人混みにあまり慣れていないみーたんは少しびっくりしながらも大丈夫と心配を掛けないように交わしていた。
少しはさなにも構って欲しくて移動教室に誘った。
その日は沢山色んな人がみーたんの周りに居て、さなと話す機会なんて以ての外。
これがさなの数日間の記憶。
- mina
学校に行った時、いつもより私の周りを沢山の人が囲っていて少し怖かった。
さーたんとも話せないし、さーたんの席を少し見ると少し拗ねた顔でさなにも構ってと口パクで伝えてくる。
それが可愛くて、私はさっさと大丈夫だよと言って交わす。
心配の声が終わると同時に聞こえてくる私の大好きな人の声。
一緒に移動教室に行こうと誘ってくれた。
だけど、さーたんと話せたのは移動教室の行きと帰り、それからお昼の時間だけで、他は私の周りに人が沢山いて話すことなんて出来なかった。
それが数日続いて、家に帰ったとき急に意識が遠のいた。
最後に聞こえたのはさーたんの声。
わたしどうなったの、?














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!