???side
この街の入り口には
看板がある
これより先
・人を傷つける者
・物を壊す者
・悪意を持ち込む者
何人も例外なく
ボウフウリンが粛清する
一人の少女は商店街の門を潜り、歩き出した
桜side
バンッ
チリリーン
わけがわからねぇ
ボコッ
ガッシャーン
ガッシャーン
ずいッ
こっちが正しい…
これが普通の反応だ…
他者からはいつも
拒否 拒絶 否定…
それはもういい
諦めた…
でもせめて自分だけでも自分に価値があると思いたくて…
目の前の相手に勝てば自分はそいつより上だと
価値があると…
てっぺんを取ればより強くそれを感じられると思っていたのに
ゴッッ
離れていくのは「他人」だろッッ
これが俺なんだよッ!!
ボコッ
ガッシャーン
???side
ガッシャーン
ドコッ
ボコッ
不良が女の人を人質に取った
私は見ているだけだった
私は去ろうとした…
少年が強烈な蹴りで倒し女の人を救出した
私は初めて少年の顔を見た
私と同じ白髪が半分にあって、琥珀色と黒い目のオッドアイ
私には刺激が強すぎた…
?なぜ綺麗と思ったのだろう。
私と同じ白髪が半分入っているのに、私の髪は気持ち悪いと思うのになぜかあの少年の髪も目も綺麗、素敵と思った。
その時だった、
少年の後ろからナイフを持った不良が少年の足に向かってナイフを刺そうとした
何故だろう、私は少年の元へ走った
グサッ
私は気づいたら少年の前まで来て足を刺されていた
私は膝をついた
目の前には不良…
私はなにも言えない
不良がまた襲ってくる
私は少年に横抱きにされ、少年が後ろを向き不良から私を庇おうとした
あぁ申し訳ない…
動きたかったけど体がうまく動かない…
少年は痛みを覚悟したようだった
ドカッ
しかし思ってたのとは違った
桜side
俺の後ろに急にパーカーを着た奴が現れた
驚いたがそいつがいきなり苦しんだ
そいつはナイフを持った不良から俺を守ってくれたんだ
そいつが膝をついた
当たり前だ、足を刺されたんだから
前から敵が来る
俺は柄にもなくそいつを心配した
だが、そいつからはなにも返答がない
痛くて言葉が出ないと思った
その時俺がこいつを心配しているとき、不良が武器を持って殴りかかってきた
こいつもいる、さすがに間に合わないと思った俺はこいつを横抱きにして庇う状態になった
ドカッ












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!