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第2話

第2話:はじまりは、隣の席から
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2026/02/25 11:45 更新
忍術学園に入学したあの日。

本当はくノ一を目指して門を叩いたのだけれど、運悪くその年は「くノ一教室」が設置されていなかった。

​途方に暮れる私に言い渡されたのは、忍たまたちと一緒に授業を受けること。

不安な気持ちで足を踏み入れた一年は組の教室で、隣の席になったのが彼だった。











善法寺 伊作
隣の席? よろしくね、僕は善法寺伊作。伊作って呼んで!
あなた
……よろしく。私はあなたの下の名前。よろしくね、伊作くん
善法寺 伊作
あなたの下の名前ちゃんはどうして忍術学園に入学したの?
善法寺 伊作
女子の生徒は珍しいから気になっちゃって
あなた
実はね、くノ一になりたくて来たんだけど……ちょうど教室がなかったみたいで。
あなた
だから、みんなと一緒に授業を受けることになったんだ
善法寺 伊作
へぇー! くノ一を目指してるんだ、
すごいね! 志が高いんだなぁ
あなた
そんな……! 伊作くんこそ、忍者を目指してるんだからすごいよ
善法寺 伊作
あはは、そうかな? ありがとう。
善法寺 伊作
……ねぇ、あなたの下の名前ちゃん。改めて、僕と友達になってくれないかな?
あなた
友達? ……いいの? 私、女子だけど……
善法寺 伊作
そんなの、女子だから友達になれないなんておかしいよ。
善法寺 伊作
……えへへ、実はね、あなたの下の名前ちゃんが僕の『友達第1号』なんだ!










何気ない会話だったけれど。

右も左もわからず緊張していたあの時の私にとって、彼の笑顔は何よりも救いだった。

あなた
…ふふ。あの時、話しかけてくれてありがとう、伊作くん


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