そんな関係が終わったのはジミナがちょうど高校を卒業した時だった
急にジミナのお母さんの転勤が決まってジミナと一緒に引っ越すことになったらしい
それを聞いたジミナは少し怒ってた、俺のことはどうするんだって
でも、別に家族でもないのに引越しにまでついて行くなんておこがましいことは出来ないし
平気だって断った、
それから1週間後、ジミナは隣の町へ引っ越した、元々住んでいた家は売らずに所有権も持ったまま、引っ越したらしい、
去り際、ジミナは俺の耳元で
いい子、っていうのは俺のことは忘れないで、ちゃんと俺が言ったことは守るんだよ?、ってこと、
おもちゃでナカを弄られる、無理に従わせる、そんなことがあっても俺にはジミナだけだったし、ジミナのキスはどこか気持ちよかった
ジミナはきっと俺に依存していたんだと思う
けど、俺もそんなジミナに依存していたのかもしれない
その時はもちろん好きなんて気持ちなかった、と言えば嘘になるけど、今は違う
あれから今まで、一度も帰ってきていない、
すぐ、帰ってくるって言ったのに、
咄嗟にうん、なんて言ったけどジミナが引越したときすごく解放感があった、けど反対に色々寂しかった、けど、連絡先も知らないジミナには会いたい、なんて伝えられなかった
あ、れ、おれ、寝てた、
さっきは、なんだか懐かしい夢を見た気がする、
ジミナ、
会いたいな、
会いたい、のかな、
もう、わかんないや、
がちゃ、っ、
どうぞ、と近くの木の机に水の入ったコップを置くとベッドの端に腰掛けた
テヒョンさんが座ると少しベッドが沈んで俺もそちらに傾く
改めて近くで見ると本当に綺麗な顔をしてるな、
このことを言うのは、ジミナ、と家族、以来、
なんか、言えない、またいなくなったらどうしよ、
ただのお手伝いさん、なんだけど、
俺の中ではテヒョンさんの捉え方が違う、
お手伝いさんだけどお手伝いさんじゃなくて
1度身体を繋げたからって言うのもあるんだろうけど、なんでだろ、たしかにお手伝いさんに居なくなられるのも困るけど、その困ると俺の思う困るは、どこか違う気がする、
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。