長いです。時間があるときに読んでください。
pn様 rd様 minです
描き方変えてみました。
クリスマスにあげたかっただけで全くクリスマス要素ないです…
rd視点
学校が終わり、生徒もぼちぼち帰り始めた頃。
こいつはぺいんと。中学からの親友で、同じクラスのやつ。いつも屈託のない笑顔を輝かせて俺に話しかけてくる。それに加えて声も大きい。目立つことだけはやめてほしいが伝えてみたところ本人は何とも思わないらしい。
先ほどとは打って変わって少し不安気な表情へ変化した。ぺいんとがこんな表情を俺に見せるのはあまりなくどうしたのだろうと少し心配する。
俺が答えると同時に、にぱっと効果音がつきそうなほど笑顔になる。正直こいつは表情変化が多くて見ていて飽きないなとつくづく思う。
なんの話しか聞こうとすると、あんまり人がいないところで話したいらしく、近くの空き教室へと移動した。 こんなとこまで移動するなんで本当にどうしたのと、さらに心配が募る。
正直、驚きもしなかった。ぺいんとは中学から惚れやすいらしくこれまでにたくさん相談してきた。けれど今回は少し違うらしく、本気だと何度も俺に伝えてきた。恋もしたことのない俺になんで相談するのだろうか。だが知らないなりにまずはその人のことを知らなくちゃだなとアドバイスした。
そこからいろいろ相談された。ぺいんとの話を要約すると、名前はあなたの下の名前。隣の席で物を拾ってもらったときに一目惚れしたらしい。笑顔が可愛く所作が綺麗。しゃべりやすくて見ているとドキドキするなどたくさんでてきた。ぺいんとがそこまで惚れているのはびっくりだ。
遅い時間になりそろそろ帰ろうと荷物を片付けていた時にぺいんとがそう俺に問いかけた。さっきも言ったが恋なんてしたことがなく、ぺいんとが言うドキドキするとか目が離せなくなるとか味わったことがない。
まぁ、ないと思うけど …
pint 視点
俺が挨拶をすると、微笑んで返してくれる。一旦天使か…さすが俺が惚れ込んだ相手。なんて変な事を考えてるとあなたの下の名前ちゃんが話しかけてきた。
朝から俺を呼ぶなんて誰だろう…そう思いながら廊下の方に目をやると見えたのは見慣れた青い髪のあいつ。なんだらっだぁか…怖いヤンキーとかじゃなくてよかった〜。なんて思いながららっだぁに近づく。俺が近づいても気づかず声をかけてみると、ハッとしたのか俺の方をみた。
そうらっだぁが言ってくれたことが嬉しくてあなたの下の名前ちゃんのいいところとか、かわいいところとかたくさん話した。
少し喋りすぎてしまったらしく、あなたの下の名前ちゃんが俺のことを呼びに来てくれた。困ったようにしゅんとした仕草を見せるあなたの下の名前ちゃんにどんどん堕ちて行ってしまいそうだった。
らっだぁが一瞬苦しそうに顔を歪めた。聞こうと思ったが時間も時間でまた今度聞こうと自分の中で解決した。
rd 視点
ぺいんとから好きな人の相談をされた次の日。ぺいんとの好きな人を探しにぺいんとのクラスに行った。ぺいんとの好きな人は言われた通り美人で端から見れば高嶺の花のような存在だがぺいんとをみる感じしゃべりやすい人なのだろう。
ぺいんとのことを呼ぼうと声を出すと、あなたの下の名前さんが来て俺に話しかけてきてくれた。ぺいんとのことを呼んでくれるらしい。ありがたいなぁ〜なんて思っているとあなたの下の名前さんがにこっと笑顔を浮かべていた。そのとき、
ドキ。確かに心の奥がそう鳴った。
あなたの下の名前さんがぺいんとを呼ぶ。やっぱり席が隣だから仲良いのだろう。さっき感じたドキというものではなく、ズキズキとした体の奥心の奥から痛みを感じた。
痛い、苦しい。この痛み、この苦しみはなんだ。あなたの下の名前さんが、あなたの下の名前さんが話すと自分の心がなにかに締め付けられるように痛む。
そう俺が言うと話がわかるというような顔をしてあなたの下の名前さんのいいところとか好きなところについて語ってくる。推し活でもしているのかという勢いで目を輝かせて楽しそうなぺいんとをみると恋も悪くないのかもなとしたこともないのに思う。
ぺいんとの話を聞き始めてからしばらく経った頃。あなたの下の名前さんが、ぺいんとを呼びに来た。俺たちが結構盛り上がっていたことに気がつかず話しかけてくれたらしく少し申し訳なさそうにまゆを8の字にしてしゅんとした顔をした。
かわいい…
何思ってんだ俺。親友が本気で好きになって相談までしてきた女の子にかわいいなんて。おかしい。最近自分がおかしい気がしてたまらない。ぺいんとからあなたの下の名前さんの話をされるときとか、あなたの下の名前さんに話しかけられたときとか…ドキドキして、胸が苦しくなって……
あなたの下の名前さんが…
気づいてしまった。あなたの下の名前さんに対するこの感情。いつかのぺいんとが恋はドキドキするって言っていた。胸が高鳴るって、目が離せなくなるって、それが"恋"だって。前まではそんな気持ちになることはあり得ないって思っていたけれど…
考え事をしている間に2人の会話が終わったようだ。ぺいんとは早く早くと言われているかのようにあなたの下の名前さんに手を引っ張られている。若干照れ気味なぺいんとを見てずるいなんて嫉妬まじりの黒い感情が湧いてくる。こんなことを思ったって状況は変わらないし意味ないのに。
神様、俺に勝ち目はありますか…
rd視点
夏休みも終わった9月でも汗がにじみ出て服が肌に張り付き夏の暑さにイライラする。だんだんと暑い時期が長くなって、愛用しているマフラーを付けることも少なくなった。
俺があなたの下の名前さんに恋をして、数週間。あれからあなたの下の名前さんと俺の関係は発展__した訳でもなく、名前で呼び合うぐらいの仲になった。それに比べぺいんとは自慢のコミュ力でどんどん仲良くなっている。
こいつはきょー。ぺいんとよりもずっと前からの友達で、まあ腐れ縁みたいなものだ。特徴的な関西弁で人一倍早く友達を作っていた。尊敬はしてやってる。周りが陽キャすぎて自分でも引いているけど…
少し黙っているときょーさんが話しかけてきた。いつも騒がしくしているせいで静かにしているのが珍しいと思ってみたいだ。元気があると言ったら嘘になる。
少し暗い雰囲気でも明るくしてくれる。そんなところがあるからずっと友達でいるのだろうな。なんて考えていたらきょーさんのおすすめのカフェに着いた。店員さんに案内された席に座り冷たいものを飲む気分ではなかったのでこの時期に合わないあったかい珈琲を頼んだ。
なかなか冷めない熱い珈琲を啜っているときょーさんが話しかけてきた。
そう言うと一瞬驚いた顔をしたがすぐにいつも通りになり話を聞いてくれた。友達の好きな人を好きになってしまったこと。そして、勝ち目のないことが目に見えてしまいそうなこと。途中泣きそうになってしまったが頷いて俺の話を聞いてくれた。今日はこいつの優しさに触れていいかもな。
帰り道。夏の延長戦で人はあまりおらず一人小石を蹴りながら帰っていた。あれからたくさん相談に乗ってもらった。あいつは諦めることも大切だと言ってた。こんな苦しい恋をするんじゃなくてきっぱり諦めて楽しい恋でも見つけに行ければな…そういえばぺいんとは恋は楽しいとか言ってたっけ…
あーもう恋なんて
次の日
昨日の夜悩んでもう諦めることにした。そっちのほうが俺ももう悩まずに済むし、ぺいんとにとっても恋に集中できるしいいだろう。なんて考えていると、ガラガラと勢いよく俺のクラスの扉が開いた。
みんなが振り向き俺もなんだろうと振り返ると、
あなたの下の名前さんがいた。俺が大好きだったあなたの下の名前さんが俺を呼んでいた。
あーもう、諦めようって決めたじゃん…なんで呼ばれちゃうかなぁ…またあなたの下の名前さんのこと好きになっちゃう。やっぱ諦めきれないよ。
放課後
あれからあなたの下の名前さんに呼ばれた理由をずっと考えていたが分からず。結局授業にも集中できず放課後あなたの下の名前さんと約束した放課後になってしまった。もしかしたら…なんて当たらない想像を繰り広げている。
呼ばれたのはぺいんとが俺に好きな人を相談してきたあの空き教室。今考えればあそこから俺の恋は始まったのかなぁ…なんて考えていると空き教室に着き、ふぅ…と一息ついて扉に手をかける。ガラガラと静まった一体に音が響く。
どうやら早く来てしまったようで約束の空き教室にあなたの下の名前さんはいなかった。緊張で高鳴った胸を撫で下ろす。諦めると決めた自分の心に嘘をつくように期待で胸が弾んでしまう。
あの日より少し涼しくなった外で運動部が力強い声を上げて額に汗を流している。空き教室はカーテン越しに太陽の日差しが差し空いている窓から吹く風がカーテンを揺らし俺の前髪を遊ぶ。俺の気持ちとは反対に心地よい空気が空き教室全体に広がっている。
心地よい空き教室の空気にだんだんと眠気が襲ってくる。落ちかけている瞼を頑張って開いていると扉がガラガラと音を立て開いた。
大好きな彼女の声に落ちかけていた瞼はなにごともなかったかのように開いていく。
華奢な彼女の顔がへにゃっとした笑顔になる。その笑顔に顔の中心が熱くなるのを感じる。それがほんとにに大好きなんだなと実感させてくる。
お疲れさまでした 。
ちょっと切り方分からなくて気持ち悪くなってしまってすみません 。
この物語の続きは皆様のご想像にお任せいたします
頑張ったので 、♡・💬・☆ お願いします
あと 、クリスマスですね 。
私からのささやかなプレゼントなんて大層なものじゃないですけど
メリークリスマス 。素敵な夜を 。
💬ほしいなぁ











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。