Liura視点
嗚呼、今日もまた、彼に、
嫌われているんじゃないかって
考える。
嫌われてないって、
信じたい。
だって、
僕は、
君が、
大好きだから。
仕事が忙しいだけ
って、
何度も、何度も、
言い聞かせて、
何度も何度も、
大丈夫
って、
信じて。
捨てないで って、
愛して って、
褒めて って、
何度も、思う。
ないくんのために頑張った。
家事も、
歌やダンスも、
勉強も。
スポーツも。
笑顔を偽るのも。
全部、ないくんのために…
それでも、嫌われちゃうの?
”また”捨てられちゃうの?
もう嫌だよ…
暗く、
狭く感じる部屋の隅で
独り、
ただ、泣いている。
静かに、静かに。
迷惑をかけちゃだめだから。
足を引っ張っちゃいけないから。
小さく、そう、呟く。
そうだ。
りうらは、昔から、失敗作って言われてきた。
俺は、誇り高き貴族。
それでも、
俺は失敗作だから、
平凡な位へと堕落した。
俺は、それで良かったと思った。
家族から、罵倒されることはなくなると思ったから。
でも、違った。
不幸は、続くばかり。
俺の人生は、
俺が、だめな子だから、
罵声を浴びて、
暴力を振るわれ、
もののように扱われる。
そんな、人生で。
やっとの思いで逃げて、
ないくんに出会った。
そんな、唯一の光にも、
裏切られてしまうと言うの?
今日もまた、独りきりの薄暗い部屋で涙を流す。
助けはきっと、来ないだろう…
急にファンタジー要素入れたかも…ごめん (あせあせ)
読んでくれてありがとう‼‼












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。