本番。
あれから1回も練習はできていない。
ぶっつけ本番と言う感じ。
〈白雪姫ー!泣
〈白雪姫が死んじゃったよ〜泣
〈あなたは…?
〈王子様…。
〈白雪姫が死んじゃったんです!
嘘でも綺麗な人って言われて恥ずかしい。
くる。
あのままだとまた恥ずくなるから、
顔ごと傾けるしかない。
………………………………………………。
あ、///////////////
私は目を瞑ったまま、
辰哉の吐息を感じるまで待つ。
はずだった。
私の唇と、
辰哉の唇が、重なり合った。
〈ねえ本当にした?
〈やば、/
周りがざわつく。
私のFirstKissは、
辰哉に奪われました。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。