教室に渋々戻ると女数名に話しかけられた。
なんであんたはいつも私の幸せを盗むの?
とか
ほんとあんたってつくづく嫌い
なんで急に言われたのか本当に分からない。
でも、あと少しだけ、
もう少し待てばててが守ってくれるんだよね。
なんでててと話すとあんなに落ち着くのかよく分かんないけど、何となく、あの人は信じていいと思ったの。
______帰り
今日はあんまり酷いいじめは無かったな。
良かったけど、なんかモヤモヤする。
ってそこまで行こうとしたらなんかに躓いて転んだ。
ててはどこか見ているようだったけど触れちゃいけない気がしたから触れなかった
帰ってる途中に
なんか空を見てちょんぐくと同じような顔してた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。