私がカップケーキを作ってる時のカフェの様子。
そんなんだったんだ。
そして、そんなに褒めてくれてたんだ。
…嬉しいな。
スマホがなった。
流星くんからのLINE。
返信してスマホをおいた。
-小瀧side-
朝からあなたちゃんが来るとソワソワしとる。
ちゃんと来れるか、とか。
道に迷わんか、とか。
変なやつに誘われんか、とか。
…むっちゃんが連れてきてくれるから大丈夫やと思うんやけどな。
むっちゃんからLINEがちょうどきた。
あなたちゃんからも来たみたい。
何緊張してんねん!
2人で歩いてて、曲がり角で流星が人とぶつかった。
持ってたチラシを見事にばらまいた。
ばらまいたのを拾う流星。
俺は言葉通りにお先に。
校門前に着くと…絡まれとる。
サッカー部の2年のやつら。
あんまり素行良くないやつら。
それでもなぜか流星に懐いてるやつら。
…流星見たらキレるだろうな。
あ!
むっちゃんを突き飛ばした!
狙いはあなたちゃんか。
許せん!
…ここまで話したところで流星くんが到着。
話してる小瀧くんの頭をバシッと叩いた。
流星くんは私の隣に座った。
座った瞬間にテーブルの下で私の手を握った。
そして私にキラキラの笑顔を向ける。
…照れちゃう。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!