第51話

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2024/10/05 13:49 更新
私がカップケーキを作ってる時のカフェの様子。

そんなんだったんだ。

そして、そんなに褒めてくれてたんだ。

…嬉しいな。
こたき
嬉しそうな顔しとるやん。
あなた
カップケーキ…そんなにおいしかった?
むっちゃん
めっちゃおいしかった!レシピ教えてほしいもん。
あなた
いつでも教えるよ!
むっちゃん
やったー!
スマホがなった。

流星くんからのLINE。
ふじい
📲電車降りたー!
あなた
📱あとちょっとやね!
返信してスマホをおいた。
あなた
電車降りたって。
こたき
じゃ、最後に急いで話すな!うちの高校の文化祭の時の話な!
-小瀧side-


朝からあなたちゃんが来るとソワソワしとる。

ちゃんと来れるか、とか。

道に迷わんか、とか。

変なやつに誘われんか、とか。


…むっちゃんが連れてきてくれるから大丈夫やと思うんやけどな。
ふじい
望、今日の俺、変やない?
こたき
流星はいつも変や。
ふじい
は?俺、おかしいか…
こたき
そうやなくて、落ち着けって。お前自体はカッコええから。
ふじい
でもおかしいって…
こたき
あなたちゃん絡むとお前いつも以上にアホやん。
ふじい
…そうか?
こたき
心配なら駅まで迎えに行け!
ふじい
それって…ウザくない?
こたき
待ち時間ゼロやから嬉しいやろ。俺もそろそろ…ってむっちゃん着いたって。
むっちゃんからLINEがちょうどきた。

あなたちゃんからも来たみたい。
ふじい
ふぅ…行くか。
何緊張してんねん!

2人で歩いてて、曲がり角で流星が人とぶつかった。

持ってたチラシを見事にばらまいた。
ふじい
先行っとって!あなたちゃんのことよろしく!
ばらまいたのを拾う流星。

俺は言葉通りにお先に。
校門前に着くと…絡まれとる。

サッカー部の2年のやつら。

あんまり素行良くないやつら。

それでもなぜか流星に懐いてるやつら。

…流星見たらキレるだろうな。
あ!

むっちゃんを突き飛ばした!

狙いはあなたちゃんか。

許せん!
…ここまで話したところで流星くんが到着。

話してる小瀧くんの頭をバシッと叩いた。
こたき
いってぇ…
ふじい
勝手に人のことベラベラしゃべんな!
流星くんは私の隣に座った。

座った瞬間にテーブルの下で私の手を握った。

そして私にキラキラの笑顔を向ける。

…照れちゃう。

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