別に、恐怖とかもっと生きたいとか、そういう感情は無かった。
病室に戻ってきた俺はただ、溜息をつきながら窓から見える桜が散りかけている木を見つめていた。
扉の開いた音と共に部屋に入ってきた少女。
彼女はえとさんと言って、この病院の看護師。
えとさんとは幼なじみだから誰よりも話しやすい。
さすが、昔からの仲なだけあって、少しの変化でも気づいたようだ。
俺は、えとさんに余命宣告された事を話した。
かなりびっくりしたらしく、目を見開いて凄い顔をしていた。
えとさんの瞳は珍しく、いつもの強い瞳ではなく寂しそうな、悲しそうな瞳をしていた。
否定は出来ない (
バンっ !! ( ドア 開
こいつはじゃぱぱ。
昔親同士が仲良くて俺達も話すようになった。
とにかくうるさくてお調子者。
そしてこいつはドアを閉めない
なんてやつだ (
ドアを閉めようとした時、廊下に居た人と目が合った
その人はとても整った顔立ちをしていて、
青い綺麗な瞳だった。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。