第29話

備忘録 ⅩⅧ
33
2024/05/04 01:21 更新
513年 春

私は、最低だ。

今日母親が倒れた

病気とかじゃなくて疲労だったからまだ良かったけど  

私の心配と、それを紛らわすために研究をし続けたのがいけなかったらしい

申し訳ないし、心配もした。

それでもその心配は単なる心配で、"親"に対しての心配じゃなかったと思う。

いや、絶対そうだ。

今までも親に対してどこか水臭いところもあったし、それを見て見ぬふりをしてきた

母親が倒れたって聞いた時、え、とは思った

驚きもした

でも、全く慌てず心は冷静で、倒れたんだなって、ただそうなんだ、とだけ思ってしまった。

私の親は、前世の親だけであって今の親は親だけど親じゃない

他にも転生してる人がいたらこんな気持ちなのかな

やっぱり親だと思えない人は親として向き合えない。

私は最低だ。


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