合流後、それぞれが得た情報の交換をしたところ、
3人は皆同じ時間に殺されていること
そしてその3人は病院の関係者であることが分かった
普通、無差別だとするならそれぞれが違う時間だったとしてもおかしくない
にも関わらず、皆同じ時間に殺されてる
なら病院にヒントがあるのではないか
そう思った私は桜を連れて3人が勤務する病院へと向かった
事件の調査中だと伝えれば急いで奥に引っ込んでいった受付の人、
しばらくすれば関係者だったと思われる男女4人が出てきた
それぞれが自己紹介を終え、話に入ろうとしていた時
一つの記事が目に留まった
…3年前のものだった
これもヒントかもしれない、
そう思った私は話が終わったら、聞こうと心に止め
1人ずつ話を聞いていった
“少女が死亡”
そう書かれた記事を指さしながらそう問うと、
さっきまで落ち着いていた4人の顔色が変わった
それぞれが確かあの時…などと話し始めたとき、
何かを思い出したように顔を上げた愛理さんがこんなことを言った
やっぱりそうか、
うん、犯人が分かった、!
私は4人にお礼を言い、
桜と共に病院を出て、宮瀬さんのご自宅へ向かった
ピーンポーン…




















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!