あいつの正体もバレるし、戦に引き込みたくなかったから。
響迂たちもついてきた。本当は連れて来るつもりはなかったが、あんなに言われてはしょうがない。
その声を聞きながら、私は猫猫の部屋の扉を叩こうとする。
中から声が聞こえてきた。
思わず笑いがこぼれる。猫猫に聞こえない程度に。
ちょ、今、薬屋を逃がしてやろうと思ったのに、
なんでこいつそんなにつえーんだよ。
これ、神美さまに怒られたりするのかな?
やだな、、
俺は、思わず目を逸らしてしまった。
部屋の前で遊んでいた、という響迂を叱る。
そして、猫猫にも一応事情聴取をしておく。
それで終わらせようとしたのに、なんだ、この護衛は。
わかるだろ、それくらい。
ほら、見つかったじゃないか。どうせ私がまた殴られる。
ゴンッ!
ほら、案の定。しかも、今回は団扇も投げつけられた。流石に痛い。
水牢、、駄目だ、こんな寒いのに、、(冬です)
どうにかして、、
見かねて思わず声を出してしまう。でも、この方法がいいはずだ。
よし、うまく意思が伝わった。これであとは、、
猫猫に蛇とか与えれば、、
考え方、ちょっと変だけど、それが私なんだよね(*´σー`)エヘヘ
翠苓姉さまが震えているのがわかる。ごめんね。
でも、猫猫は得意だと思うし、、
姉さま、虫とか嫌いになった理由って、蠆盆でしょ?
大丈夫、この話はすぐに終わらせるから。
やっと、去ってくれた。そりゃ痛かったけど、猫猫は大丈夫だろうか。
これは、友達とか断じてそういう関係ではなく、「人質」としての心配だ。
一応、責任は私が持っている。
良かった。引き受けてくれそうだ。
諸々ふっとばします。
簡単にすると
左膳、猫猫を救いに!
猫猫、蛇食べてました(*ノω・*)テヘ
猫猫、桜蘭と再会!!
その後、響迂たちが毒を飲まされたことを知る。
一族郎党皆殺しー。そんな現実を見せたくなかったからだろう。
そして、猫猫はその部屋にいる!!
楼蘭は、禁軍が来たことを知り、母は私が見届けると父に言う。
楼蘭は神美と奥の部屋(隠し部屋)にいる!!
父は、、馬閃たちにグサッと、、
形式的に聞いておく。
そして、話し始めた。母が本当は上級妃ではなく、人質として後宮に入れられたこと。
子昌と逃げればよかったのに、ということ。
―子の一族は代々、奴隷交易を行っていたこと。
そして、母が後宮に入ったことで、奴隷交易を行えなくなり、その結果、母がまた家に戻れたこと。
それを聞いた母は、私に飛発を向けてきた。
器が小さいなぁww
まあ、打てるもんなら打ってみなよ。
もう殴られてるけどね。
バァン!!!!!
結局、それで重症を負ったのは私ではなく、母だった。
母はもう、喋ることすらできない。
新型の飛発は構造が複雑だ。詰め物などしていたら、打てなくて不発―いや、打った者の方が重症を負う。
もう、終わりかぁ。ああ、最後に、彼の顔に傷をつけられてよかった。
私がやりたいわけじゃない。母にやれって言われたから。これは、母の呪いかなぁ。
最後は華々しく散らなきゃ。頭の中に流れる『いのちの灯火』。その曲に合わせて舞う。
バァン!!!
あーあ、撃たれちゃった。ちょっと痛い。でも、最後まで舞う。そのあと、生け捕りにされるか、撃たれるかわかんないけど、おちるつもりだから大丈夫。
『燃え上がれ いのちの灯火よ この夜に終わりを 添えて 彩りましょう 願い事 月に隠し 今を 踊りぬくわ まだ見ぬ空へと―』
ああ、飛発を構えているのが見える。もう、終わりなのかなぁ。
バァーーーーーーーーーーーーン!!
翠苓姉さまが走っているのが見える。もう、私はこれで死ぬのかなぁ。じゃあね、姉さま。猫猫、姉さまをよろしくね。
だから、笑って落ちていった。
俺と関わることがなければ、猫猫は事件に巻き込まれなかっただろうか。
俺がいなければ、猫猫は大丈夫だっただろうか。
猫猫に痣が見える。
痛々しくてどうしても、手を伸ばしてしまう。
その瞬間。
手が触れたからか、猫猫は目を開いたのだった。
そ
ら
が
み え
る。
ああ、死んじゃうんだなぁ。ちょっと、後悔してる。
姉さまの、あんな顔、見たくなかった。
今までありがとう
小蘭にまた、会いたかったなぁ。
みんなでもっと楽しい日を過ごしたかった。
私はそこで気を失った。
火事場泥棒をしてやった。爺さんの資料を燃やすわけにはいかねえからな。
重いが、都で売りさばき、また金をためて買い戻すくらいの気力はあるだろう。
そのとき、視界の端に光るものが見えた。
そして、見つけたのだ。
そして、見つかったのだ。
"楼蘭"が。
台詞が多い人
たぶん、子翠と楼蘭をわけなければ、一位になったんじゃないかなって思います!
台詞が少ない人














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。