朝になった。
昨日のあの恐怖はもうすっかりなくなっていた。
なんでだろうな・・・
やっぱ慣れみたいな???
いや人間だからしゃべるよ???
そんなびっくりしないで
・・・なんだっけ
あ、そうだった
自分の名前がすぐ出ないってことは、相当昨日混乱してて、今でも混乱してるんだな・・・
ん?そういえば僕の名前ってあったっけ??
いや怖すぎ
いやすごいこと言うなこの人()
仲悪いの???
この人うるさいなぁ・・・()
いや、関わらないようにしよって思った瞬間めちゃくちゃ関わらないといけない提案されたんだけど()
僕が弟子なる前提で話してる・・・?
ていうか僕が弟子になるのに良いって言ってないのに勝手に話進めないでっ???
めっちゃ言うじゃん???
いやいや、さっきからめっちゃ間抜けとかめっちゃ言うじゃん???
正直めっちゃ関わりたくないんですけど
結構、そういうのはわかってくれるいい人なんだな
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。