優宙が卒業し、半年が経った。
やはり、いじめは終わっていない
最近はついに自分の友達にもいじめを始めていた。
翔!
大変だよ!!
壮馬が居ないんだよ!!
探しに行ってくるから。
玲奈は一時間以上探していたが見つからなかった。
プルルルルル···
ブツッ ピーピーピー···
ジロッ
翔と玲奈が家に帰ってくると、しゃがみこんでいる壮馬がいた。
壮馬は、背中を向けながらそう言った。
玲奈と翔は、それを見て感じ取れた。
壮馬はだんだん耐えられなくなってきていた。
親のいないところで、沢山悪口を吐き出していた。苦しさを和らげようと。
その日は、親がどちらもいなかった。
壮馬は叫んだ。
そう言い残して、壮馬は家の外へと、逃げ出していった。
壮馬は通知をオフにして走り去った。
優宙は、壮馬の進んだ方へ走っていった。


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。