第3話

自覚から始まる恋 #2〈🍆→☃️〉
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2025/07/13 02:00 更新


   〉 〉 side ぼんじゅうる





ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ごめん、間違えちゃった

おらふくん
おらふくん
なーんだ!ですよね?
良かったです……いや良くないか

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
そうだね…w
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
でも惑わせちゃってごめんね?



両手を合わせてちら、とおらふくんの方を覗き見る。


おらふくん
おらふくん
いえいえ!
間違えいは誰にもありますし!



本当に優しいな……。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( こういうところに、段々惹かれたんだよな──って周りにメンバー居るから! )



慌てて意識を、と言うより正気をとりもどす。

揶揄われそうだし。


おおはらMEN
おおはらMEN
2人の世界っすよw



案の定、めんに揶揄われる。

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
うるさい……



俺が不貞腐れてると、コンコン、とノックの音が聞こえる。

頼んだものが届いたのだろうか。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
え……早くね?

おらふくん
おらふくん
すごい…!

ドズル
ドズル
はは、飲み物だけですよ?w

おらふくん
おらふくん
料理ではないみたいですね…w

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
あーー…、早とちりした…

おおはらMEN
おおはらMEN
ww
おおはらMEN
おおはらMEN
まあ、気を取り直して乾杯しますよ



みんながそれぞれ頼んだ飲み物を手にして、中央に集める。


ドズル社
ドズル社
かんぱ〜い!

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
もしかして俺の飲み物ドリンク頼んでくれたのおらふくん?

おらふくん
おらふくん
はい!
おらふくん
おらふくん
あっ…いやでしたか?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
いや全然!
寧ろありがとうね

おらふくん
おらふくん
何よりです!



微笑みを浮かべた俺におらふくんは満面の笑みで返してくれた。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
笑顔…可愛いね



少しセクハラにならないか不安になりつつも勢いで褒める。

反応は……


おらふくん
おらふくん
ありがとうございます!



う ん 、 知 っ て た 。


どうすれば…と、これでいい?って意味の目線おんりーに送る。


おんりー
おんりー
ふっ…w

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( 笑うなよ…… )



少し恨みを込めておんりーを睨んでおく。


おらふくん
おらふくん
…?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おらふくんは何頼んだの?

おらふくん
おらふくん
僕ですか?
ぼんさんと一緒にねぎまセット頼みましたよ!

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おー、ねぎまセット…
ねぎまがたくさんあるの?w

おらふくん
おらふくん
はい!たぶん!



胸を張っていうおらふくんにくすっと笑いがこぼれる。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
たぶん…w

ドズル
ドズル
おらふくん…違いますよ?w

おらふくん
おらふくん
えっ

ドズル
ドズル
ねぎまセットなんて無いですよ…w

おんりー
おんりー
たぶん各種1本ずつのかな…w
 
おらふくん
おらふくん
えっ

おおはらMEN
おおはらMEN
まあ…確かにねぎまって近くに書いてあってややこしいかもしれませんけどw

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おらふくん…w

おらふくん
おらふくん
うそやろ!?
ややこしすぎやって!!



おらふくんのお茶目な発言に、他の人たちがくすくすと笑う。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( 見間違えたのかあ……おっちょこちょいなところも可愛い… )

おらふくん
おらふくん
うぅ……ぼんさんすみません……



へなぁ…と効果音がつきそうなほどおらふくんがしょんぼりしながら謝る。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
全然大丈夫だよ、
寧ろ全種類食べれるし?

おらふくん
おらふくん
ありがとうございます…


















── 頼んだメニューが来て、食べて、そろそろ解散かと思われた頃、ちょっとした事件が起こった。







おらふくん
おらふくん
へへ〜ぼんさ〜ん〜



おらふくんが、酔って謎に甘えてくる!!


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
お、おらふくん…??

おらふくん
おらふくん
ん〜?なんですか〜?


赤くなった顔で、にへ、と微笑まれては掛けようとした声が一瞬だけ消える。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ぅ……、おらふくんって可愛いよね…

おらふくん
おらふくん
ホントですか〜?
えへへ〜ありがとうございます〜

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( どうすればいいの…… )



ちら、とおんりーの方を見る。

流石に察したのか、こちらに来てくれた。


おんりー
おんりー
おらふくーん?

おらふくん
おらふくん
あっ、おんり〜

おんりー
おんりー
──、───?

おらふくん
おらふくん
うぇっ!?



おんりーが小声でおらふくんに何か言うと、驚いた様子でおらふくんが赤くなる。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( 何を言ったんだろ… )
 
おらふくん
おらふくん
ぅ……ぼんさ〜ん…
助けてくださぁい…

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
なになに…何を言われたの?



おらふくんが体重を俺に預けてくれるから支えて背中をさする。


おらふくん
おらふくん
うぅ…飲み過ぎだって……

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
それはご尤もだよ…

おらふくん
おらふくん
ぼんさん…!?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
と、とにかく……そろそろ離れたほうがいいんじゃない?
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( 俺の心臓がもたなさそうだし─ )



ハグしてるかのような今の体勢では、おらふくんが俺の心臓の鼓動を聞いててもおかしくない。


おらふくん
おらふくん
ぇ……僕とくっつくのいやですか…?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
そんなんじゃないよ!
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ただ……



助けを求めるように、ちらっおんりーのほうを見る。

それを見たおらふくんは悩んだ顔をしたのち、納得したような顔をした。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( 表情豊か… )

おらふくん
おらふくん
なるほどぉ……応援しますね、!

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
え?

おらふくん
おらふくん
ふふ、ご迷惑かけました〜



おらふくんはそう言うと、ドズさんの方へ向かう。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( ──? )



わけがわからない、という顔で居ると、おんりーが声をかけた。


おんりー
おんりー
振られましたねw

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
そんなんじゃないし……

おんりー
おんりー
面白いので応援しときますねw



笑いながらそう言うおんりーの目は、じっとおらふくんの方を見ていた。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
面白いって…他人事なんだから……

おんりー
おんりー
他人事ですよ

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
うっ…













その後すぐ、解散となった。


色々おらふくんのことを相談したい気持ちもあって、帰り際におんりーを呼ぶ。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
どうすればいいの……

おんりー
おんりー
…あの、始めにも言った通り…
そこまで恋愛経験ないですからね?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
でも若いじゃん!ね?

おんりー
おんりー
…そうですけど……



そうおんりーは納得のいかない声をあげる。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
今度何か奢るから、ね?

おんりー
おんりー
まあ、面白そうですしいいですけど

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ありがとう!

おんりー
おんりー
じゃあ、1つアドバイスってことで…よく聞いてくださいね?



おんりーが背伸びをするので少しかがんで耳に集中する。


おんりー
おんりー
おらふくん、少しずつは意識してるようなのでなにかキッカケがあれば良いと思います

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
キッカケ……

おんりー
おんりー
それに、そもそも…どういう関係になりたいんですか?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
えっ…それ聞く?



少し恥ずかしくなって、赤くなる顔を手で隠しつつ聞く。


おんりー
おんりー
これまでは察して避けましたけど…
聞かなきゃアドバイスなんてできませんよ

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
う…そうだよね……

おんりー
おんりー
…で?どうしたいんです?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
……その、手を繋ぐとか……普通の恋人みたいなこと、したいなって……

おんりー
おんりー
つまり恋人になりたいと?



ド直球な言葉にうっ…とためらう。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
まあ……ウン……

おんりー
おんりー
まあ──頑張ってくださいね

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ハイ……

おんりー
おんりー
それじゃあ、これで



「 また撮影で 」と言っておんりーがスタスタと帰っていく。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
あっけないなあ……



おらふくんとはどうすれば良いのか、そもそも……俺はどうしたいんだろうか。

恋人になりたい?それで──?


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ハァ………

おらふくん
おらふくん
ぼんさんがため息つくなんて珍しいですね

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
!?



頭の中で思い浮かべてた人が急に目の前に現れて驚きを隠せないままで居ると、おらふくんが少し寂しそうな顔をする。


おらふくん
おらふくん
…僕のこと、嫌いですか?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
そんなわけないよ!
むしろ好きだよ!?






ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( ──あれ?俺今なんて言った?? )


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( 今、好きって─── )




頭の中が真っ白になって、なんて言おうかと慌ててるとおらふくんが思っても見ない、それも俺が求めていた表情をした。


おらふくん
おらふくん
へ………あ、ありがとうございます…?




──そう、赤面だ。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( まさかこんな簡単に見れるとは…… )

おらふくん
おらふくん
あっ、いや、その…
メンバーとして、ですよね…??

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
どうだと…思う?



なるべく保った平常心で、にやっと笑う。


おらふくん
おらふくん
ぁ…えと……その……
ここにおんりー…いませんよ?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
なんで?おんりー?

おらふくん
おらふくん
へ……?
おんりーに嫉妬してほしくて…
その…可愛いとか、言ってたんじゃ……

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
そんなわけ無いでしょ!
心の底から思ってる、本心だよ!



まさか、おんりーとの仲を勘違いしていたとは。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( もしかして、解散前の謎行動もそのせい──? )

おらふくん
おらふくん
さ、さっき……おんりーと話してたのは……

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
この際だから言うけど……
おんりーには、ずっと恋愛相談モドキしてもらってただけ……

おらふくん
おらふくん
へ、あ……え……?

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
……今日、おらふくんの可愛い顔、
たくさん見れて嬉しいよ…

ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
その、じゃあね?

おらふくん
おらふくん
あ……、はい、また!




もうどうしていいかわけが分からず、とりあえず一旦家に帰ろうと家へ向かう。


ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
( 顔赤くって……可愛いかったな…… )



俺がなにか言う事に、どんどん赤くなっていた。

──これで、少しは意識してくれただろうか。







──後日、おんりーとのメッセージのやりとりにて──




おんりー
おんりー
『 なんでそこで帰ったんですか!?ヘタレですか!? 』




ド正論すぎて、何も言えなかった。







   「 自覚から始まる恋 」 𝐹𝑖𝑛__







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