私たちはラトを探すため、まず図書室へ向かった
ガラガラっと扉を開けると……
カウンターでベリアンと話していたフェネスがこちらに気づいた
そう言ったフェネスは困ったように笑った
そしてあなたの一人称(自分の呼び方)たちは図書室をあとにした
学園の真ん中にある緑豊かなスペース。花壇にはたくさんの花が咲いていた
日当たりがよく、確かに昼寝には向いていそうだ
花を眺めていると、横からスっと現れたのはアモンだった
アモンは「どもっす」と言うと、あなたの一人称(自分の呼び方)が見ていた花に目を向けた
淡いピンク色をしたその花は見事に咲いていた
そう言ったアモンはニカッと笑った
現実とそんなに変わんないな……と思ったが、その言葉はそっと胸の中に閉まった
フルーレがそう問いかけると、アモンは苦笑いを浮かべた
アモンの言葉にがっくりと項垂れるロノに、ため息をつくフルーレ
アモンに別れを告げて、あなたの一人称(自分の呼び方)たちは再びラトを探し始めた
Happy 1st Anniversary🎉