わけが分からねえ…
ボコッ...バァン!ガシャン!
二人が外に出ると、先ほど倒した不良集団が街を破壊している…
ササッ…
あやめは桜に圧されて物陰に隠れる事にした。
こっちが正しい…
これが普通の反応だ…
他者からはいつも拒否…拒絶…否定…
それはもういい…諦めた…
でも、せめて自分に価値があると思いたくて...目の前の相手に勝てば自分はそいつより上だと価値があると…
てっぺんを取ればより強くそれを感じていられると思っていたのに…
ゴッ!
不良が言い終わる前に桜は顔面に一撃を入れた!
おかしい…奇妙なナリだと…そんなの自分が一番分かってる…!
でも…その事で俺がお前らに何をした!
これが...
これがオレなんだよ!
ボッ… バキッ!
ゴッ!
ドカッ! ミシッ…
ことはにヒトリだと言われていたが実力は確かだ…桜は一人で次々と不良集団を倒していく!
そもそもてっぺんってのは一人でなるもんだろ!?
ケンカさえ強ければ…
一番強ければそれがてっぺんなんだろ!?
"一人な事"となんの関係がある!?
ゴパァン!
だが桜は人質を取った不良を簡単に倒す!
スパン!
桜は表面上余裕そうにしているが、連続で戦ってる為疲労が蓄積していってる…
サクッ...
その次の瞬間…倒れてた一人の不良が落ちてたナイフを手に取り桜の足に刺すと言う姑息な行為をしてきた!
もう終わりかと思った次の瞬間…
ドカッ!
何者かが桜を守った!
ガッ…ゴッ!
謎の男は不良からバットを奪い上げて一撃をくらわす!
「いけー!」
「待ってたぞー!」
「やっちまえー!」
ワァァァ!
ギュッ…
あやめは怒ってる表情で桜に強く抱きつく。
ダッ!
すると桜はどこかに向かって走り出す。
ドゴッ!
桜は立ち上がってた最後の不良に一発蹴りを入れた。
これは…喧嘩しか取り柄のないド底辺の嫌われ者が…街の英雄になる物語だ…












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!