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第2話

少女レイ #1
491
2020/05/01 10:43

この小説は全部さとみくん目線です。


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俺ところんは仲良がいい。
お揃いのキーホルダーを鞄につけている程の仲でいつも一緒にいた。

ころん「さとみくーん!おはよ!」

さとみ「ころん。おはよう」

そして今日も一緒にいる。

さとみ「なぁ今日小テストあるらしいぜ」

ころん「は?!まぢで?!」

さとみ「うっそー!」

ころん「なんだよ!もうっ!!」

そんな特に意味の無いくだらない話をしながら
今日もいつもの道をころんと歩いた。

ーーー学校ーーー

クラスメイトA「あ!ころんだ!」
クラスメイトB「ころん!おはよ!」

ころん「おっはよー!」

ころんは俺と違って人気者だ。
たくさんの友達に囲まれている。

まぁ確かにいい奴だし、ころんの良さが周りにも伝わってると嬉しいとも思う。
ころんが幸せなら俺も幸せだ。

クラスメイトC「ころんこっちきてー!」

ころん「ん?なになにー?」

クラスメイトA「えー、ころん行っちゃうの?」

ころん「うん!また後でな!」

いつも誰かがころんの名前を呼んでいる。
たくさんの友達に囲まれてるころんを見ると、
少し寂しいという気持ちがある事に最近気がついた。
俺はころんに恋愛感情を抱いている。

ころん「…とみくん…!」

俺が親友なのに、俺のところには来てくれない。

ころん「さとみくん!!」

さとみ「…!」

ころん「さとみくん!!」

さとみ「…ころん?」

ころん「もう!何回も呼んでるのに!無視しないでよ!」

さとみ「わ、悪い悪い考え事してて」

ころん「何かあったの?元気ないじゃん」

心配そうに言うころん。
ころんが俺の事を気にかけてくれてると思うと嬉しい気持ちになった。
でもこんな事、ころんには言えない。

さとみ「大丈夫だよ。大したことじゃないから」

そう言うと

ころん「そっか!」

と言って笑った
そんな笑顔が今日も可愛い。

クラスメイトA「ころんー!」

また呼ばれた。

ころん「なにー?」

何を話しているのかは聞こえないが、笑っている。
俺に向けた笑顔が、他の奴にも向いていた。
どうしようもなく、苦しくなった。
俺だけに向けばいいのに。

俺だけに頼ってくれたらいいのに、
俺だけがお前の良さを知ってたらいいのに、
お前の1番は俺なのに。
そんな汚い感情が溢れ出しそうで止まらない。

ころん「さとみくん!今日は先帰ってて!」

さとみ「え…?」

毎日登下校は一緒にしてるのに…

ころん「友達とカラオケ行くんだ!」

あ…

さとみ「そ…そっか…わかった」

ーー夕方ーー

さとみ「はっ…」

今…何時だ…?

さとみ「6時…」

お前の1番は俺じゃないのか…寂しい
そんなことをずっと考えてたら、放課後になっていた。

さとみ「帰るか…」

ころんは今頃クラスメイトと一緒にカラオケで
わいわい騒いで楽しんでんのかな…
笑っているころんを想像すると、さらに胸が苦しくなった。

そんな時、ふとある物が視界に入った。

俺はそれを持って、あいつの机に置いて、
走って帰った。



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この辺で区切ります✋
くそ雑すぎわろた。

まぁ私国語苦手だから…ね。


言っときます。まぢでくそ雑なので話も短いです(๑>؂•̀๑)テヘペロ
きっと3話か4話で終わります((



ご挨拶でも言いましたが、
私の小説を見つけてくれて、目を通してくれて、ありがとうございます。

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