第50話

🔫.44
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2025/07/16 14:14 更新




私の入るスペースを作って布団を持ち上げてこちらをちらりと見るるべ



少し子供っぽくて可愛いな、なんて本人には絶対に言えないけど



本当に可愛く見えて思わず笑みがこぼれる
(なまえ)
あなた
ふふっ…笑
星導ショウ
俺の顔に何かついてます?
(なまえ)
あなた
いーや?ちょっと面白かっただけ、笑
布団に入るとるべの方を向くようにして肘で頭を支えて横を見る


いつもと違う景色に眠れないのか布団を握りしめてこっちを見つめるるべ



寝るために添い寝してるのにそれじゃ意味がないなと思っていると


昔母がやってくれたことを思い出した



(なまえ)
あなた
ほら、寝るんでしょ?
さっさと目瞑んな
るべの目を上から下に覆うように動かしてまぶたを閉じさせる


そして赤ちゃんにもやるようにお腹……


というわけにもいかず、頭を支える手を反対に変えて寝そべるようにしてから頭をぽんぽんとなでる
(なまえ)
あなた
〜〜♪。〜〜、〜〜〜♪♪


星導ショウ
子守唄…ですか、?
(なまえ)
あなた
そ、…昔お母さんがこうやって私を寝かしつけてくれたの
(なまえ)
あなた
この歌はね、故郷で語り継がれてるお話が元で、母が子を厄神から守るための加護として伝えられてるんだ〜
星導ショウ
ふーん…例えば、?
(なまえ)
あなた
例えば~?
んー、そうだな〜
(なまえ)
あなた
「この子が健康で健やかに育ちますように」「暮らしが幸せで溢れますように」みたいな
星導ショウ
…子ども想いの親が沢山いるところなんですね
(なまえ)
あなた
まぁ、大体の親はそうじゃないの??
星導ショウ
さぁ…俺は忘れちゃいました、笑
(なまえ)
あなた
ふふっ、そっか…






そこから特に話すでもなく互いに互いの瞼が落ち行く様をみていた
(なまえ)
あなた
おやすみ、るべ…
星導ショウ
ん…おやすみ、なさい…



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