8月中旬、雄英高校敷地内────
校舎から徒歩5分。脅威の築3日。
「ハイツアライアンス」
今日から俺達が住む寮を見上げる。
いや、めっちゃデカい。
わいわいわちゃわちゃ。担任が話そうとしているのにお構いなしに話しているクラスメイト達を見てため息を吐く。
変わってない事に安心すればいいんだか話を聞けと呆れればいいんだか…
説明についてはざっと書いておこう。
1棟1クラス。右が女子棟、左が男子棟。1階は共有スペースで食堂や風呂などが設備されている。
部屋は2階からで1フロア各4部屋の5階建て。
1人1部屋。設備も充実した贅沢な空間だ。
部屋割りを説明されて荷解きをして…あっという間に夜になった。
荷解きを終えた所を小鷹に誘われて共有スペースへ行けば既に女子組が来ていた。
早速藍染が紅茶を淹れている。
な、馴染むのが早い…
そっか、みんなで暮らすのか。
藍染の言葉で改めてそう確認する。
暮らす…C組のみんなで…C組、の………
…胃、持つかな。
亜久里のお土産であるサブレを頬張る妖守の隣でうさんくさい微笑みを浮かべる羽河辺をじとりと見る。
羽河辺はある意味妖守より怖いかもしれない。本当に何をしているかわからない。
噂によれば先生の弱みを握っているとかバックに海外のマフィアがいるとかなんとか…いやあり得ないだろ。先生の弱みはともあれ何があったらマフィアが出てくるんだ。
GO GO!まずは2階からですかね、とあっという間にエレベーターに歩いて行く亜久里と藍染を呆然と見送る。
妖守も諦めたように立ち上がって行ってしまったため残ったのは俺達3人。そーっと顔を見合わせていると早くー!と亜久里の声が聞こえた。
え、本当にやるの?
ちゃぷがき
Happy Birthday!


いつか君が君の本当の願いを叶えられますように。
誕生日おめでとう。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。